腫瘍の基礎的知識から各臓器の腫瘍までをわかりやすく,内容をコンパクトにまとめた医学生必携の教科書
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編集 編集協力
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高橋 和久 樋野 興夫 齊藤 光江 唐澤 久美子 |
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| 定価 5,250円(5%税込) |
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| B5変型判 240ページ |
オールカラー
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| 2009年2月刊行 |
| ISBN978-4-7583-0074-2 |

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日本人の死亡原因で第一位にあげられる“がん”。国民の健康対策に,がん対策は喫緊の課題として取り上げられるなか,いまや医療従事者にとって腫瘍学は欠かせない学問領域といえる。本書は,これから腫瘍を学ぶ医学生やがん専門医志望者を対象に腫瘍学を基礎からわかりやすく取り上げている。 本書の巻頭には腫瘍学の総論として,疫学,わが国が昨今取り組むがん対策,がんの主な治療法を掲載した。また,医学生の学習に役立つ略語一覧も巻頭付録として掲載している。I章では腫瘍を深く知るための基本を取り上げ,II章では原因,症状,治療などについて,III章ではがんの診療技能,倫理について解説している。 本文の内容に関連した基礎知識は「Basic Point」と題した囲み記事で,臨床現場の最新発表や最近注目されている研究発表など学生にとってレベルの高い内容を「Level up View」として載せている。さらに欄外に「SideMemo」を載せ,本文と対比しながらKey Wordや重要語句の解説を確認できる。各項目の末尾には「Self Check」を設け,覚えておくべき重要ポイントを箇条書きにして掲載している。 |
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「がん」はわが国においては死因の第1位であり,医療者にとってその対応は近々の課題です。従来より医学部における「がん」の講義はがんが発生する各臓器別の疾患項目に含まれていたため,がん学,すなわち「腫瘍学」を横断的に学ぶシステムがありませんでした。そのため日本においては自分の専門以外の癌腫について知識が乏しく,さらに集学的かつ横断的治療に関する理解が医療者の中にも少ない現実がありました。 一方,2007年4月にがん対策基本法が施行され,がん専門の医療者を養成するとともに,がんの集学的治療の重要性が一般社会の中でも認識され始めました。また文部科学省は昨年より,がんの専門家を大学院で育成し専門医と学位を取得するプログラム,いわゆる「がんプロフェッショナル養成プラン」を開始しました。これらのがんを取り巻く社会的背景の変化に伴い,昨年よりモデル・コアカリキュラムが改訂され,腫瘍学は医学部のカリキュラムにおいて必須科目となりました。 『講義録腫瘍学』は医学部学生,さらに,がんプロフェッショナル養成プランの医師,コメディカル,さらにインテンシブコースに参加している医師を対象に,がんを横断的かつ縦断的に学べる教科書として企画されました。各々の分野において活躍されている先生方に執筆をお願いしました。図表を多く掲載し,基本的な事項である「Basic Point」,さらに最新の情報である「Level up View」を多く取り入れ,容易に知識の整理ができるように工夫しています。本書で一人でも多くの若人が腫瘍学に興味をもち,日本で死因の第1位である「がん」が制圧されることを祈ってやみません。 最後になりましたが,編集協力をしていただいた順天堂大学の,樋野興夫,齊藤光江,唐澤久美子の各先生方と,編集作業でご尽力いただいたメジカルビュー社の,石田奈緒美氏,小松朋寛氏に心から深謝いたします。
平成20年師走東京にて 編集委員を代表して 順天堂大学医学部呼吸器内科学教授 高橋和久 |
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