各種画像検査法を全て網羅した実用的画像検査のフルコースマニュアル!!
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| 定価 8,400円(5%税込) |
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| B5判 600ページ |
写真800点,イラスト200点 一部4色
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| 2003年11月刊行 |
| ISBN978-4-7583-0817-5 |

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臨床の場において施行されている画像検査を全て網羅し,「検査概要」「検査目的」「検査方法」「検査物品」「検査装置」「臨床画像」の各項目に従い簡潔に解説するとともに,臨床経験豊富な各執筆陣の経験を踏まえた「エピソード」についても適宜盛り込んでいる。内容は「病院情報システムと画像検査情報のフロー」「単純X線検査」「デジタルX線テレビ検査」「IVR」「CT検査「MRI検査」「核医学検査」「超音波検査」「無散瞳型眼底カメラ」「放射線治療」の各章について解説し,さらに「各種画像検査と事例のまとめ方」「放射線被曝と防護」「造影剤の副作用と処置」についても触れている。 本書は診療放射線技師の方々が実際に検査に際して手元において活用できる,画像検査のフルコースマニュアルである。 |
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監修の序 この度,昭和大学病院の放射線部技師室に勤務する技師による「診療放射線技師 画像検査フルコース」が出版されることになりましたので,一言,お祝いを申しあげます。 私が放射線医学を始めた昭和40年の初頭には,画像診断技術といえば,せいぜい一般撮影と消化管造影で,その他,わずかに血管造影が行われ始めた時代でした。それがここ三十数年間で画像技術は著しく進歩し,その種類と件数が驚く程増加し,またその質と安全性も向上しました。CR装置による一般撮影,透視検査のDR化とフラットパネル化,MDCT装置,高磁場のMR装置,フラットパネルDSA装置,PET-CT装置,カラードプラとパワードプラ超音波装置,画像のネットワークと三次元表示のビュウアー装置,新しい放射性医薬品と非イオン性ヨード造影剤の普及,さらに,IVR技術の改良と新しい器具類の開発と,枚挙にいとまがありません。このような放射線医学の進歩と発展は,画像診断技術に携わる診療放射線技師に新しい時代における知識と技術の習得を常に要求することになります。 幸い,我々の放射線科では,各モダリティで放射線科医が放射線技師とうまく協調して,検査から診断まで行い,臨床科の要求に応えつつ,放射線技師の教育プログラムをこなしています。今回,放射線技師教育のためのマニュアルを作りたいという技師室からの強い希望で本書が作られることになりました。 本書は,診療放射線技師の仕事に必要なupdateな知識や技術を網羅したマニュアルです。内容はよく整理され,わかりやすく,しかも必要十分です。これから診療放射線技師になる人にも,また既に経験のある人にも,不慣れな分野を勉強するのに,おおいに参考になると思います。
2003年10月 昭和大学医学部放射線科教授 宗近宏次
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編集の序
現在の医療は,まさに高度画像診断機器を駆使した画像検査による診断と画像データを用いた治療の時代である。次々と学際分野において研究開発された最先端科学技術が医療分野に導入されており,画像診断機器の高性能化,医療機材の多機能化,病院情報のネットワーク化が進み,画像診断情報のポテンシャルを高め,検査治療成績を飛躍的に前進させている。 このように発展する画像診断機器を用いた画像検査によって得られる画像診断情報を科学的に提供していくためには「科学的根拠に基づく医療」(Evidence-Based Medicine:以下,EBM)を実践しなくてはならない。検査や治療に従事する診療放射線技師が日常臨床の中でEBMを実践するには,各種学会で論文化された科学的根拠を基に,目の前の患者に適合した検査・治療マニュアル(標準化された撮影・撮像シーケンス,治療技術ガイドライン)に従って行うべきである。検査・治療に関するEBMの実践手順としては,(1)患者の疾患と検査・治療法の適合性の確認,疑問点の抽出,(2)疑問点に関する医師への問い合わせ,あるいは疑問点に関する文献検索,(3)得られた情報・文献の妥当性を自分自身で評価する,(4)得られた情報・文献の結果を熟知し目の前の患者に適用する,(5)適用した自らの医療技術を評価する,(6)第三者の医療技術評価(Health Technology Assessment)を受ける,以上の6段階に分けて行うべきである。そしてその施設で使用している検査・治療マニュアルを定期的に改訂し,常に現在の世界的な科学医療水準を維持し,保証することが必要である。本書はそのような社会的要求事項を踏まえ,診療放射線技師がかかわる画像検査フルコースについて,日常的にどのような視点から放射線業務に取り組んで行けばよいのか,標準化すべきカテゴリーについて記述している。各章のはじめに高機能化する画像診断機器の概要と特徴を述べた後,標準化すべき主なカテゴリーとして「検査概要」「検査目的」「検査方法」「必要器具」「臨床画像」「解剖学的画像情報」「技術情報」「注意事項」「ワンポイントアドバイス」「エピソード」等に区別し,記述した。さらに,日常的に経験する臨床事例を「ことば化」「理論化」するひとつの手法として,EBMに基づいた「臨床事例のまとめ方」について,各モダリティ別に記述した。また,画像診断機器装置の写真,関連する臨床画像,解剖学的画像情報,技術情報を多く掲載し,目で見れば一目で分かるよう構成されている。記述は極力平易にし,徹底したポイント解説書とした。診療放射線技師業務の標準化と質の向上を目指す手引き書として,放射線部で働くレジデントの医師,看護師,臨床工学士,臨床衛生検査技師にも有用な情報が満載されているので是非活用していただきたい。 最後に,大変お忙しい中,監修の労を賜りました放射線科主任教授宗近宏次先生,貴重な画像診断機器装置の写真や技術資料を提供していただいた関連機器メーカの方々に感謝を申し上げる。また,本書の出版にご尽力いただいたメジカルビュー社編集部スタッフに深甚の謝意を表したい。
2003年10月 中澤靖夫
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