膜構造などの解剖をしっかりおさえ,手術手技がイメージできる実践的な手術書
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DS NOW 5 直腸・肛門外科手術 標準手術とステップアップ手術 |

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| 定価 10,500円(5%税込) |
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| A4判 208ページ |
オールカラー イラスト300点,写真10点
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| 2009年4月刊行 |
| ISBN978-4-7583-1150-2 |

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■編集委員 上西紀夫 後藤満一 杉山政則 渡邊昌彦 |
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若手外科医が修得すべき基本的手術を,エキスパートたちが丁寧に解説した手術書。 直腸・肛門の手術手技を理解し,応用できるように,イラストを多用し,実践的な手術書として編集。 外科に必要な解剖を網羅し,直腸および肛門切除の標準手術を解説。 |
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2008年に上梓したDS NOW「No.1小腸・結腸外科」に引き続き,さらに高度な直腸切除の標準的な手技について詳述した「No.5直腸・肛門外科」をお送りします。本書には直腸の他に日常診療でなじみの深い肛門疾患や,各種ヘルニアの標準術式を詳細に記してあります。したがって,前回のNo. 1とあわせれば下部消化管の手術手技は網羅されることになります。No. 1で得た骨盤内の解剖を参考にすると,各々の術式はさらに理解しやすくなることでしょう。 直腸S状部癌に対する高位前方切除では,上方向の郭清をD2,D3に分けて丁寧に解説しました。下行結腸の剥離層と尿管,精巣・卵巣動静脈,上下腹神経叢の位置関係についても詳しく記されています。下部直腸癌における側方郭清については,単独の項目で詳述してもらいました。そこでは鑷子による把持・牽引の方向や剪刀の向きに至るまで,郭清の手順が細かく記してあります。低位前方切除では再び外科解剖,視野展開,収束結紮法についても記載されています。本項の左手の圧排や展開は,実戦でも参考になることでしょう。直腸切断術では腹膜外操作,とくに直腸の剥離層を立体的に記してあります。またDenonvilliers筋膜や神経血管束については,最近の知見にあわせて詳述してあります。Hartmann手術は緊急手術やハイリスク患者の手術に行われますが,手際の良い手技や再吻合法についても記しています。最近注目されているintersphincteric resection(ISR)の項ももうけました。ISRに必要な肛門吃の解剖や剥離の目安,吻合のコツについての解説もあります。経肛門的腫瘍切除については異なる方法を3種類記し,汎用される局所切除はとくに詳しく記載があります。 肛門の良性疾患では,直腸脱に対する経肛門的な代表的術式であるGant-三輪法とTeriersch法について,運針や結紮のコツから図示しています。痔核,肛門周囲膿瘍,痔瘻,裂肛では,一般外科医が実践できる様々な手技が,専門家の手で記載されています。骨盤内臓全摘術は直腸手術の集大成です。これまでに記された解剖や手技を参考にしながら読み進むと,この術式についてさらに理解が深まることでしょう。本書では鼠径ヘルニアや腹壁瘢痕ヘルニアの項も加えました。一般的な手技と内視鏡外科の両者を対比して,自分なりの標準術式を確立して欲しいものです。 以上,盛り沢山の内容ではありますが,ここまで外科解剖と手術手技を徹底して解り易く記した手術書は他に類をみないと自負しています。実践にそぐわなくなった古臭い手術書を捨て,今日からDS NOWで最新の手術手技を身につけましょう。
2009年3月 渡邊昌彦 |
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