書籍とDVDで見て分かる! 頭蓋底手術のアプローチ
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DVDでみてわかる!! Dr.さとうの頭蓋底手術スキルアップ |

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| 定価 7,350円(5%税込) |
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| B5判 92ページ |
オールカラー 写真100点,イラスト50点
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| 2010年3月刊行 |
| ISBN978-4-7583-1175-5 |

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脳神経外科手術領域の中でも難易度の高い頭蓋底手術をマスターするためのわかりやすい解説書。患部到達するためのさまざまなアプローチ方法を鮮明なカラー写真で解説し,トラブル回避のためのコツなどのポイントを抑えたり,解剖のシェーマを見たりしながら理解を深めることができる。さらにDVDでは,Cadaverを用いた術野・解剖を交えながら患部まで到達できるアプローチ各種をわかりやすく解説する。 本書では1.Transcavernous approach,2.Anterior transpetrosal approach,3.Posterior transpetrosal approach,4.Transcondylar approachの4つのアプローチを紹介する。 |
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1988年,信州大学の小林茂昭教授が主催したcadaver dissection course に参加して,目からうろこが落ちる思いをした。その後,慶應義塾大学の大平貴之先生(現 准教授)と共にフロリダのロートン教授を訪ねてcadaver に関するノウハウを勉強しに行った。そのノウハウを用いて,1993年に群馬県の脳血管研究所附属美原記念病院に出張中,微小解剖ワークショップを開催した。 約13年前に本書の構想を立てた。慶應義塾大学の河瀬 斌教授に,若手の脳神経外科医に手術を教えるように言われ,戸谷重雄名誉教授の下に導入されたcadaver でのトレーニングシステムを用いて手術の練習を行った。その際どうすれば効率的に手術を学べるかを考えた。手術に対するものの考え方と共に解剖が重要であると痛感して,頭蓋底の臨床的な解剖を理解してもらおうと考えこのDVDを作成した。1997年より慶應義塾大学で毎年Cadaver Dissection Courseが開催され,お手伝いをさせていただいてきたが,毎年新しい知識の発見があるのにはいつも驚かされる。Cadaver Dissection Courseは手術の技術,解剖を学ぶのに最適な機会なので,積極的な参加を是非お勧めする。その前に本書の内容を理解していただければ,いっそうの効果が期待できる。 困難な手術を行うためには,解剖学的知識,手術経験はもちろん最低限必要な知識である。しかし,術前術後に患者をケアーするスタッフ,手術を行うチーム(看護師,掃除などを担当するスタッフ,病院の受付,駐車場のおじさんなど)全員を含めて,すべてのスタッフから信頼を得られるように自分の人間性を高めておかなければ,手術がスムーズに行くものではない。良い手術を行おうと考えるなら,手術そのものの技術的な問題もさることながら手術に関与するすべてのこと,たとえば患者さんが麻酔のかかる前に手術室に入り,患者さんを励ましたり,術後に予期せぬ病態が出現したときにいつでも対処できるように気を配る必要がある。本書は主として,技術的な側面に重点をおいて記したが,前著(『Dr.さとうの脳神経外科 臨床ですぐに役立つキーポイント』,2009年,メジカルビュー社)にても強調したことであるが,脳神経外科医(脳神経外科医に限らないと思うが)にとって最も重要なことは,人間性,哲学,教養であることを再び強調して本書の序文とする。
平成22年1月 佐藤周三 |
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