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書籍


脳神経外科Advanced Practice 6
脳動静脈奇形

脳動静脈奇形
担当編集委員    斎藤 勇  

定価 9,975円(5%税込)
B5変型判 184ページ
2色(一部カラー)
イラスト55点,写真236点
2002年12月刊行
ISBN978-4-89553-986-9


編集委員 高倉公朋  斎藤勇 河瀬斌 寺本明

ご購入はできません 品切

内容紹介
 脳動静脈奇形の治療は,血管内治療,定位的放射線治療の発展に伴い大きく変貌を遂げつつあるが,発生頻度の高さやそれに伴う治療方法の応用などにより,治療に際しては,多角的に治療戦略を考えなければならなくなってきている。本書は脳動静脈奇形に関し,多角的治療戦略を踏まえ,その発生,病理,症候,診断,および各種治療法など,本症に関わるすべての項目を網羅したものである。

序文
 この度,脳神経外科Advanced Practice第6巻『脳動静脈奇形』が上梓されました。本書は脳動静脈奇形に関し,その発生,病理,症候,診断,治療戦略および各種治療法など,本症に関わる全ての項目につき網羅されるよう編集いたしました。さらに,硬膜動静脈奇形と脊髄動静脈奇形に関しても原稿をお願いしました。
 発生では血管増殖因子の関与,診断ではPET,SPECTによる虚血性変化と術後のNPPBの予測,Functional PETなどによる機能評価など新しい知見が示されています。治療面では,運動野,基底核部,あるいは,後頭蓋窩,さらに巨大AVMやガレン奇形など,一筋縄ではいかない摘出困難なAVMについてもその摘出術を中心に治療戦略が呈示されています。本症は脳動脈瘤と異なり,致命的な再出血は基底核部を除けば比較的稀なものであり,“経過観察”も一つの治療戦略であるという妥当なご意見も寄せられています。
 一方,本症の血管内治療や定位的放射線療法の導入は治療戦略面で大きな可能性をもたらしましたが,経験を積むにつれてその弊害,あるいは,長期観察例における合併症の発生など,これら技術の限界も明らかにされました。
 いずれにしろ,AVMの治療はマイクロサージェリー,血管内治療,および,定位的放射線治療の導入により,長足の進歩を遂げてきております。
 本書が,脳血管障害,就中脳動静脈奇形の診断,研究,教育の面でお役に立つものと期待しております。
 最後に,本書のために短期間で原稿をまとめて頂いた筆者の方々と,素晴らしいイラストを組み入れた解説書を出版して頂いたメジカルビュー社のスタッフの方々に感謝申し上げる次第です。

2002年11月
齋藤 勇
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