匠が伝える低侵襲脊椎外科の奥義

匠が伝える低侵襲脊椎外科の奥義

■編集 西良 浩一
石井 賢

定価 19,800円(税込) (本体18,000円+税)
  • B5変型判  432ページ  オールカラー,イラスト300点,写真500点
  • 2019年12月1日刊行
  • ISBN978-4-7583-1877-8

低侵襲手術を制するものは脊椎外科手術を制する!

低侵襲化が急速に進んでいる脊椎手術の最前線がこの1冊に凝縮!
最先端手技のFED(全内視鏡手技),MISt(脊椎最少侵襲手術)に加えて,最先端治療である人工椎間板やVR/AR(仮想現実/拡張現実)を使用した手術法なども紹介。さらに理学療法士任せになりがちな運動療法についても,脊椎外科医が知っておくべき内容を解説。「匠のポイント伝授!」や「匠の奥義」など,重要ポイント解説も充実!


序文

 このたび,2019年に高松市で開催される第22回日本低侵襲脊椎外科学会(JASMISS)に併せ,低侵襲脊椎外科手術の最前線を解説する本書を,国際医療福祉大学医学部整形外科学の石井賢主任教授とともに編集し,上梓するに至りました。2019年のJASMISSは私が会長で徳島大学が担当させていただきます。
 さて約1年前,東京都にて第21回JASMISSが石井賢会長の下で盛大に開催され,非常に多くの斬新的な低侵襲手術が紹介されました。閉会式にて私が会長を引き継ぎました。1999年,内視鏡手術から始まったJASMISSですが,現在は脊椎固定手術や制動手術の低侵襲化,いわゆるMIStが進化を遂げ,この10年間さまざまな低侵襲手術が出現しております。技術進化のスピードに,教科書がまったく追いついていないというのが現状です。しかし,ついに時は来ました。本書作成の絶好の時期に来ていることを石井教授と2人で実感したのです。
 本書は4つのパートから構成されます。最初の2つを私が,後の2つを石井教授が編集担当しました。Part 1は,まず運動療法です。脊椎手術に運動療法は欠かせません。運動療法をセラピスト任せにする時代は終わりました。われわれ脊椎外科医も,最先端の理論を知っておく必要があります。目次を見ると,脊椎外科医には馴染みのない言葉があふれていると思います。しかし,これら運動療法はスポーツ医学の現場では当たり前のように行われているのです。低侵襲脊椎手術後のリハビリテーションにも同様の概念を導入していただきたく思います。次のPart 2は,全内視鏡手術です。1998年より日本に上陸したMED法には多くの成書が存在します。しかし,全内視鏡手術(旧:経皮的内視鏡手術,PED法)の教科書は見当たりません。ヘルニア摘出術から始まった本手技ですが,現在では狭窄症から固定術へと技術革新が進んでおります。全内視鏡の最前線をご堪能くださればと思います。
 Part 3はMIStの奥義です。2005年の経皮的椎弓根スクリュー(PPS)国内導入後,現在で10年余。当初はMIS-TLIFのみであった手技が,さまざまな病態に応用されております。PPS自身も進化を遂げ,第一世代のSextantと比較すると,極めてuser friendlyなシステムに進化しております。さらに,PPS以外にも低侵襲screw法としてのCBT,また側方から背筋に低侵襲となるOLIF&XLIF&KLIFと,この10年でこれほど多くのMIStが開発されていることは,驚愕に値します。国内最前線を走る匠が伝えるMIStの奥義が紹介されています。Part 4は最先端治療です。いわゆるアートのMIStです。まだまだ日本で始まったばかりの手技も紹介されています。これらstate of the art手技も,今後症例を重ねることで国内に広まっていくものと期待されます。
 第22回JASMISSのテーマは,“Determination 脊椎外科を先導する”としました。大きく切開する従来法に比較して,低侵襲手術は独特の合併症に加え,ラーニングカーブもあり,開始・導入にあたり『断固たる決意:determination』が必要となります。つまり,低侵襲手術を習得する脊椎外科医が脊椎外科を先導すると言っても過言ではありません。
 「低侵襲手術を制する者は脊椎外科手術を制する」
 本書が国内における低侵襲脊椎手術の今後の発展を,さらに加速させることと期待しております。

令和元年11月吉日
徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学(整形外科)主任教授
第22回JASMISS会長
西良浩一
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目次

Part1 低侵襲を支える運動療法の奥義
 体幹リハの基本理論:Joint by Joint Theory  倉持梨恵子,清水卓也
  Joint by Joint Theoryを基にした運動療法の目的・目標・意義
  コレクティブアプローチにおけるJoint by Joint Theoryの位置づけ
  腰椎・骨盤帯,体幹のスタビリティ改善-ローカル筋と腹腔圧
  その他の関節における役割を改善するためのアプローチ
 体幹リハの基本理論:integrated movement approach   鈴木 岳
  運動指導における「奥義」
  正しい動作教育について
  不良動作の改善のためのコンディショニング
  トレーニングプログラムデザイン
  実務の必須要素
  まとめ
  最後に
 体幹リハの基本理論:elongation and articulation  増渕喜秋,武田淳也
  メカニカルストレスによる脊椎疾患の原因
  脊柱の動きの機能的なゴール
  脊柱のneutralポジション
  脊柱neutralのアライメントを整えるAE意識
  脊柱の動きの分配の評価
  さまざまなフィードバックを用いてSA機能の獲得を目指す
  AE意識とSA機能をADLやスポーツ活動の課題に汎化させる
 体幹リハの基本理論:active corrective approach  室伏由佳,倉持梨恵子
  はじめに
  身体活動と体力の低下に影響する腰痛症
  エクササイズやレジスタンストレーニングの実施に向けて
  FMS® による動作パターンの評価とコレクティブエクササイズの位置づけ
  コレクティブエクササイズの実践
  コレクティブエクササイズの種目例
 体幹リハの基本理論:mobilization & stabilization  佐藤 紀,西良浩一
  はじめに
  まず,「joint-by-joint approach」を知ろう
  次に,胸椎・胸郭,股関節の可動性の
  向上を図ろう
  さらに,腰椎の安定化を図ろう
  すべての運動において留意する点
  患者指導のコツ
  まとめ
 応用:ピラティス(Pilates)  藤谷順三,武田淳也
  エビデンスベースの運動療法:ピラティス
  ピラティスの原理原則
  低侵襲の運動療法として-ピラティスの実際
  まとめ
 応用:Core Power Yoga CPY®  本橋恵美
  体幹の安定化に関与するローカル筋とグローバル筋
  Core Power Yoga CPY®
  CPYプログラム構成
  CPYによる動作評価
  脊椎の機能改善
  屈曲時痛
  体幹屈曲機能向上
  まとめ
 応用:胸椎・胸郭をよみがえらせる運動療法  成田崇矢
  目的・目標
  胸椎・胸部に対する運動療法の意義
  インフォームドコンセント
  基礎疾患・合併症への配慮
  患者指導のコツ
  実技解説
 応用:体幹motor control機能不全 -評価と改善策 金岡流-  金岡恒治
  はじめに
  脊柱のmotor control機能
  体幹と四肢のmotor control
  終わりに
 応用:体幹motor control不全 -評価と改善策 武田流-  武田淳也
  はじめに
  モーターコントロール&ラーニングとは
  MCの評価
  リハビリテーション(運動療法)の原理原則
  終わりに
  
Part2 匠が伝える全内視鏡手技の奥義
 腰椎椎間板ヘルニア:transforaminal full-endoscopic discectomy(inside-out)  南部浩史
  Introduction
  手術手技
   ①術前準備
   ②手術体位
   ③手術環境
   ④麻酔および鎮静
   ⑤注射針刺入〜椎間板造影
   ⑥カニューラ挿入
   ⑦ヘルニア摘出
   ⑧硬膜外鏡視
   ⑨閉創
   ⑩後療法
 腰椎椎間板ヘルニア:transforaminal full-endoscopic discectomy(outside-in)  山屋誠司
  Introduction
  Inside-out法,outside-in法
   手術手技
   ①椎間板穿刺・椎間板造影後CT検査の重要性
   ②術前検査でinside-out法かoutside-in法か計画する
   ③Kambin's triangleとtwo-incision法
  TF-FED(foraminoplastic outside-in法)
   手術手技
   ①シリアルダイレーション
   ②カニューラ挿入
   ③High speed barで上関節突起腹側を掘削
   ④Hand-down,カニューラをinsideに挿入,ヘルニア摘出
   ⑤Ventral epiduroscopic observation technique
   ⑥神経根の除圧を確認
   ⑦後療法
 腰椎椎間板ヘルニア:inter-laminar full-endoscopic discectomy  土屋邦喜
  Introduction
  手術手技
   ①アプローチ,オリエンテーション
   ②ヘルニア摘出のポイント
   ③出血コントロール
   ④エンドポイント
   ⑤より安全,効率的な操作のために
   ⑥特殊な病態,解剖学的バリエーションへの対応
  まとめ
 腰椎外側椎間板ヘルニア:extraforaminal full-endoscopic discectomy  坂根正孝
  Introduction
  手術手技
   ①ガイド針刺入点の位置,外筒管刺入まで
   ②外筒管の選択,ヘルニア摘出
   ③ヘルニア摘出後
 腰椎L5/s椎間板ヘルニア:transforaminal full-endoscopic discectomy(outside-in)  手束文威
  Introduction
  手術手技
   ①穿刺,麻酔,椎間板造影
   ②皮膚切開,ダイレーティング,内視鏡設置
   ③椎間孔拡大
   ④Outside設置でのヘルニア摘出
   ⑤Inside設置でのヘルニア摘出
   ⑥硬膜外鏡視,神経根の除圧の確認
   ⑦止血,ドレーン挿入,閉創
 腰部脊柱管狭窄症(foraminal):full-endoscopic foraminotomy  寺井智也
  Introduction
  手術手技
   ①麻酔,椎間板穿刺,造影
   ②ダイレーター挿入,外筒設置
   ③ForaminoplastyによるSAP切除
   ④黄色靱帯切除
   ⑤椎間板ヘルニア切除,exiting nerve rootの除圧確認
   ⑥術後ドレーン留置,後療法
 腰部脊柱管狭窄症(recess):transforaminal full-endoscopic ventral facetectomy(TF-FEVF)  山下一太
  Introduction
  手術手技
   ①アプローチ,麻酔,椎間板造影・染色
   ②皮膚切開,ダイレーション
   ③内視鏡設置,上関節突起の掘削
   ④黄色靱帯の露出,下関節突起の掘削
   ⑤黄色靱帯の剥離,除去,神経根の除圧の確認
   ⑥ドレーン設置,閉創
   ⑦術後処置
 化膿性脊椎炎,椎間板炎に対する全内視鏡手技  東野恒作,西良浩一
  Introduction
  手術手技
   ①麻酔の注入
   ②培養検体の採取
   ③掻把洗浄
  症例提示
  考察
  結語
 Full-endoscopic discectomy &foraminoplastyテクニックの腰椎固定術への応用:PETLIF(ペトリフ)  長濱 賢
  Introduction
  手術手技
   ①経皮的椎弓根スクリューシステムを用いたテクニックで椎体すべりを整復
   ②楕円スリーブを挿入,回転させ椎体間高を開大
   ③楕円スリーブを経由してキュレットで移植母床を作製
   ④半楕円スリーブで椎体間高を開大させたまま椎体間ケージを挿入
   ⑤神経症状に対し間接除圧のみで良好な結果を獲得
  結語
 腰椎椎間板症へのthermal annuroplasty  眞鍋裕昭
  Introduction
  手術手技
   ①刺入ポイントと皮切
   ②内視鏡設置
   ③内視鏡視,変性椎間板の切除
   ④HIZとpainful annular tearの処置
   ⑤閉創
   ⑥術後後療法
  終わりに
  
Part3 匠が伝えるMIStの奥義
 胸椎・腰椎PPSの基本手技 中野正人
  Introduction
  手術手技
   ①皮膚マーキング・切開
   ②PPS挿入
   ③ロッド挿入
   ④閉創
  手技のコツとピットフォール
 腰椎変性疾患:MIS-TLIF  鈴木亨暢
  Introduction
  L4/5 MIS-TLIF,左進入
  手術手技
   ①皮切
   ②椎弓の展開
   ③除圧および進入側椎間関節の切除
   ④椎間板切除と椎体間固定
   ⑤PPSの挿入とロッド固定
   ⑥閉創
   ⑦後療法
 腰椎変性疾患:CBT法  海渡貴司
  Introduction
  手術手技
   ①皮切と展開
   ②スクリュー挿入点の同定とスタートホールの作製
   ③ドリリング,タップ,スクリュー挿入
   ④ロッドとの連結
   ⑤患者適合型スクリューガイドを使用する場合
  最後に
 MIS-long fixation総論  篠原 光,曽雌 茂,丸毛啓史
  Introduction
  手術手技
   ①皮切
   ②JプローブとPPSの挿入
   ③ロッドベンディング
   ④ロッド挿入とセットスクリュー設置
   ⑤エクステンダー取りはずしと閉創
 破裂骨折:MISt  二階堂琢也
  Introduction
  手術手技
   ①皮切,筋膜切開,筋層の展開
   ②PPS挿入
   ③ロッドベンディング,ロッド挿入,セットスクリュー設置
   ④骨折椎体の整復
   ⑤タブまたはエクステンダーの取りはずし
   ⑥椎体形成
   ⑦閉創
   ⑧初期の後療法
   ⑨抜釘
 不安定型骨盤輪骨折:MISt  伊藤康夫
  Introduction
  手術手技
   ①皮切とPPSの挿入
   ②腸骨スクリューの挿入
   ③ロッドの挿入
   ④整復操作
   ⑤ロッド間の連結,インストゥルメンテーションの完成
   ⑥後療法
 転移性脊椎腫瘍と感染性疾患:MIS-long   磯貝宜広,石井 賢
  Introduction
  手術手技
   ①皮切
   ②Jamshidi® ニードルの挿入
   ③ガイドワイヤー・スクリューの挿入
   ④ロッドの連結
   ⑤閉創
   ⑥後療法
 びまん性特発性骨増殖症を伴った脊椎損傷:MIS-long fixation  岡田英次朗,渡辺航太,松本守雄
  Introduction
  手術手技
   ①X線透視によるマーキング
   ②除圧
   ③経皮的椎弓根スクリュー設置
   ④ロッドの連結
   ⑤閉創
 成人脊柱変形:MIS-long  石原昌幸
  Introduction
  手術手技
   ①イメージにて各椎弓根レベルを確認
   ②皮切
   ③L5/S1 TLIF
   ④S2AI挿入
   ⑤PPS挿入(T10,11)
   ⑥PPS挿入(T12 〜S1 LICAPテクニックを用いて)
   ⑦スクリューエクステンダーの高さをそろえる
   ⑧rodベンディング
   ⑨rod挿入とセットスクリュー設置
   ⑩X線画像にて前弯および冠状面バランス確認
   ⑪エクステンダーの取り外しと閉創
 成人脊柱変形:All PPS  原田智久,石橋秀信
  Introduction
  手術手技
   ①LIF
   ②体位変換,術前のマーキング
   ③皮切,胸椎部への骨移植
   ④皮切,L5/S PLIFまたはTLIF
   ⑤皮切,All PPSと腸骨スクリューの挿入
   ⑥ロッドの挿入
   ⑦矯正操作
   ⑧閉創
   ⑨初期の後療法
 LIF(direct lateral approach)  岩﨑 博,山田 宏
  Introduction
  手術手技
   ①皮切,展開
   ②レトラクター設置
   ③椎間板郭清
   ④ケージ設置
 LIF(oblique approach)  藤林俊介
  Introduction
  手術手技
   ①手術体位
   ②皮膚切開
   ③術野の展開
   ④レベル確認
   ⑤レトラクター設置
   ⑥椎間板郭清
   ⑦ケージ挿入
   ⑧閉創
   ⑨後方固定
 脊柱後弯症:stand-alone LIF  酒井紀典
  Introduction
  手術手技
 頚椎MISt(後外側進入によるMICEPS法)  時岡孝光
  Introduction
  手術手技
   ①ナビゲーションの準備
   ②後外側の皮膚切開と外側塊の展開
   ③椎弓根スクリューのエントリーポイントの決定
   ④椎弓根の掘削
   ⑤椎体後縁から椎体内の掘削
   ⑥椎間関節固定と骨移植
   ⑦除圧術
   ⑧ロッド締結
   ⑨創を閉鎖
   ⑩後療法
 L5/S1前側方椎体間固定術(OLIF51:Hynes technique)  折田純久,大鳥精司
  Introduction
  手術手技
   ①体位・皮切の設定
   ②外腹斜筋膜から後腹膜腔への進入
   ③術野の展開と確保
   ④椎間板郭清とケージ設置
 経皮的S2AIスクリュー  野尻英俊,篠原 光
  Introduction
  手術手技
   ①セッティング
   ②皮切とエントリー
   ③仙腸関節部の進入
   ④タッピングとスクリュー挿入
   ⑤ロッドへの連結
  まとめ
 分離部修復術:smiley face rod  石濱嘉紘,西良浩一
  Introduction
  手術手技
   ①皮切と展開
   ②分離部郭清,神経根除圧
   ③採骨
   ④PPS挿入
   ⑤ロッド設置
   ⑥分離部骨移植,閉創,術後X線撮影

Part4  新規医療機器・手術手技・薬物併用の奥義
 頚椎人工椎間板置換術(Prestige LP®)  吉井俊貴
  Introduction
  手術手技
   ①展開
   ②除圧操作
   ③インプラント挿入
   ④閉創,術後
 頚椎人工椎間板置換術(Mobi-C®)  石井 賢
  Introduction
  手術手技
   ①皮切と展開
   ②フィクセーションピンの刺入
   ③椎間板切除
   ④硬膜管・神経根の除圧
   ⑤インプラントのサイズ決定
   ⑥トライアルの設置
   ⑦インプラント設置
   ⑧ドレーン留置と閉創
 脊柱管内治療(経仙骨的脊柱管形成術):intraspinal canal treatment(trans-sacral canal plasty)  船尾陽生,横須賀公章,鵜飼淳一,中西一夫,朴 正旭,富田 卓,星野雅洋,齋藤貴徳,石井 賢,佐藤公治
  Introduction
  硬膜外腔アプローチ,myeloscopyの歴史
  適応・禁忌等
  手術手技
   ①皮切,イントロデューサーの挿入
   ②カテーテルの挿入
   ③硬膜外腔造影,剥離操作
   ④薬剤投与,カテーテルの抜去
   ⑤皮膚を縫合
  TSCPの治療成績
  周術期合併症
  症例
  終わりに
 ナビゲーションを応用したMISt手技の実際  小谷善久
  Introduction
  後方MISt手技におけるナビゲーション技術の応用と有用性
  手術手技
   LIFにおけるナビゲーション手術の実際
   ①体位取りとreference frameの設置
   ②3D撮影と使用機器の先端情報の登録
   ③皮切とアプローチ方向のデザイン
   ④ケージの設置
   ⑤経皮スクリューの設置を行う場合
  その他の前方手技における
  ナビゲーションの応用
  終わりに
 仮想現実・拡張現実技術を用いた手術支援による脊椎・脊髄腫瘍手術の低侵襲化  中西一義
  Introduction
  手術手技
   ①皮切と頚椎,病巣の展開
   ②VR/AR技術を使用した画像閲覧による3D空間認識
   ③椎弓切除,椎間関節部分切除
   ④腫瘍切除
   ⑤閉創
   ⑥初期の後療法
 腰椎椎間板ヘルニアに対する化学的融解術:コンドリアーゼを使用して  松山幸弘
  Introduction
  コンドリアーゼ
  至適適応について
  手技
  代表症例
  考察
  
おわりに:次世代の低侵襲脊椎外科
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