OS NEXUS【電子版】 20

関節鏡手術の基本【電子版】

ルーチン操作とデバイスの扱い方

関節鏡手術の基本【電子版】

■担当編集委員 宗田 大

定価 11,000円(税込) (本体10,000円+税)
  • A4判  200ページ  オールカラー,イラスト250点,写真300点
  • 2019年11月14日刊行
  • EBOO978-4-7583-1399-5

上肢・下肢の鏡視下手術の基本がコンパクトにまとまった入門号!

上肢と下肢で行われる鏡視下手術は,疾患によっては必須テクニックであり,適応も広がっている。『OS NEXUS』No.20では『関節鏡手術の基本』として,上肢と下肢両方の鏡視下手術を1冊にまとめている。上肢は手指,手関節,肘関節,肩関節,下肢は股関節,膝関節,足関節が掲載されており,各部位は「ルーチン操作」の項目と「デバイスの扱い方」の項目に分けた複数項目で構成されている(手指は母指のみを取り上げているため1項目で構成)。それぞれの基本手術手技が,イラスト・写真を中心としてコンパクトに掲載されており,頻用されるデバイスについても「NEXUS VIEW」コツ&注意 “デバイス”として,扱い方の注意点が解説されている。上肢と下肢の鏡視下手術入門書として最適な一冊。

※電子版は,ご購入いただいた本人の方に限りご利用いただけます。

■電子版の対応機器/OS
・iOS: iOS 9.0 以降をインストールできるiOS端末
・Android:RAM1GB以上搭載,Android OS 4.0 以降をインストールできるAndroid端末(Kindle Fireには対応しておりません。恐れ入りますが,他のデバイスをご利用ください)
・Windows PC
 OS:Windows 7/Windows 8.1/Windows 10(Mac OSには対応していません)
 CPU:Core i3以上
 メモリ:4GB以上
 ディスプレイ:1,024 x 768以上の画面解像度

※電子版の閲覧にはメジカルビュー社ホームページの会員登録が必要です。また,iOSやAndroid等に専用のアプリをインストールし,その後書籍データをダウンロードする必要があります。

■シリーズ編集委員
宗田 大/中村 茂/岩崎倫政/西良浩一


序文

 『OS NEXUS』No.20は,2015年1月から5年間続いた『OS NEXUS』シリーズの最後を飾る巻である。『OS NEXUS』の出版にあたり,私はNo.1の巻頭で,「『OS NOW』として1991年に刊行され,美しい多くの手描きのイラストを主体として,手術を進めるうえで真に役立つ手術書として多くの若い整形外科医の目をとらえたOSシリーズの新シリーズとして,この『OS NEXUS』で若い整形外科医に新たな挑戦をする」と述べている。
 本シリーズではそれぞれ担当編集者が,Up-to-Dateなテーマを積極的に取り上げること,やりたいテーマを選出すること,全体のバランスをとること,に気を配りながら企画を練っていった。斬新な企画を組めた部分もあったと思う。骨折など,毎シリーズごとにニーズの高いテーマは,Up-to-Dateな手術書としてやはり関心が高かったようである。全20冊にわたり,私は専門の別なく,すべての項目に目を通し,それぞれの項目に監修者として忌憚のない要求を各執筆者に行ってきた。売り上げの多寡だけで書籍の評価はできないが,昨今若者の書籍購買の低下の中,『OS NEXUS』は新鮮な切り口と真に役立つ手術書として,それなりの評価を得てきたと自負している。
 本号No.20は,私が専門として行ってきた関節鏡視下手術について,専門としてこれから技術を高めていきたい先生方にぜひ手に取っていただきたい1冊である。各関節鏡視・鏡視下手術には,解剖学,適応疾患,用いるデバイスや技術,それぞれに違いはあるが,まずはすべての項目を繰り返し熟読していただきたい。関節鏡視下手術の全体像をつかんでもらいたいのである。関節鏡視下手術は,近年の股関節鏡の発展や足・足関節鏡のダイナミックな進歩を代表として日々進歩している。よりよいデバイスの開発,よりよい手術法の選択,適応の確立など,交互に組み合わさりながら,低侵襲手術の利点を最大限に発揮することを,関節鏡視下手術は常に求められている。
 今日,各学会,共催会社による開催など,多くの関節鏡セミナーやカダバートレーニングが開かれている。関節鏡視下手術を始めよう,深めようとしている先生方には,実際の患者さんを対象とする前に必ず多くのトレーニングを受けていただきたい。またその関節鏡を数多く手がけている施設を見学し,手術の実際を学んでいただきたい。
 関節鏡視下手術は技術的に要求する部分が大きい。低侵襲手術の利点を生かすためには正しい適応と確かな技術の遂行が基本である。デバイスは日進月歩であり,その進歩を情報として得,技術として消化すること,さらによいデバイスの開発に前向きであること,が常に求められている。本書がその1つの道標として位置づけられることを望んでいる。

2019年10月
東京医科歯科大学名誉教授
国立病院機構災害医療センター院長
宗田 大
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目次

Ⅰ  上肢
 手指関節鏡(母指CM関節・MP関節)のルーチン操作とデバイスの扱い方  辻井雅也
 手関節鏡のルーチン操作  面川庄平
 手関節鏡のデバイスの扱い方(鏡視下TFCC transosseous縫合術)  中村俊康
 肘関節鏡のルーチン操作  島田幸造
 肘関節鏡のデバイスの扱い方  新井 猛
 肩関節鏡のルーチン操作  菅谷啓之
 肩関節鏡のデバイスの扱い方 (鏡視下腱板修復術)  鈴木一秀
 肩鎖関節周囲の鏡視 デバイスの扱い方  橋口 宏ほか

Ⅱ  下肢
 股関節鏡のルーチン操作  福島健介
 股関節鏡のデバイスの扱い方  山藤 崇
 膝関節鏡のルーチン操作  中前敦雄ほか
 膝関節鏡のデバイスの扱い方 (前十字靱帯再建術)  飯尾浩平ほか
 膝関節鏡のデバイスの扱い方 (半月板修復術)  古賀英之
 足関節鏡のルーチン操作  吉村一朗
 足の小関節・腱鞘鏡のルーチン操作  松井智裕ほか
 足・足関節のデバイスの扱い方  高尾昌人
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