医療機関における暴言・暴力の予防,発生時の対応,収拾まで対策のすべてがわかる本
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ストップ! 病医院の暴言・暴力対策ハンドブック 医療機関における安全で安心な医療環境づくりのために |

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| 定価 3,990円(5%税込) |
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| A5判 240ページ |
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| 2008年7月刊行 |
| ISBN978-4-7583-0025-4 |

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昨今マスコミでも話題となっている,患者やその家族からの医療従事者に対する暴言・暴力を取り上げ,予防から収拾までの対策を示したわが国初の書籍である。 医療機関における暴言・暴力について,その現実を浮き彫りにし,先駆的な対策を実施している施設からの具体策を提示する。また,警察OBや弁護士からの解説,患者支援の立場・医療消費者からの視点を加え,さらには接遇やコミュニケーションの専門家からの提言も得た。発生時の対応や,被害者へのケア,報告書の書き方,対策マニュアルの作り方,アクションチェックリストなど具体的に解説され,病医院に関連するその他の問題点としてセクハラ・ストーカー・悪質クレーマー・未集金についてまでもその対応が示され,すぐに取り入れられるアイディアが満載である。 ごく一部の患者からの暴言・暴力によって医療従事者が疲弊することは,医療の質の低下につながりかねない。医療従事者が安心して医療を提供することによって,患者も良質な医療を受けることができる。こうしたことを目的に編集された本書は,必ず役立つ一冊である。 |
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監修にあたって
近年,一部の患者による医療機関の職員に対する暴言や暴力が課題となっています。こうした事象の背景には様々なことがあると思います。たとえば,医療情報が普遍化してきたこと,医療従事者と患者の関係が変わってきたこと,医療費個人負担の上昇と共に,医療が進歩して身体的回復が当然のことのように考えられ,医療に対して過度な期待とサービスを求める傾向が見られることなどがあげられます。 たしかに,まだまだ医療従事者や医療機関は,患者さんの声に耳を傾け,改善すべき点があります。しかし,数は少ないものの一部の患者による不適切な要求により医療従事者が疲弊することは,今後の医療の持続性に悪影響を与えるものです。こうしたことの「つけ」は,最後には,他の善良な患者さんにまで及ぶことにもなるため,医療機関のトップが中心となり可能な予防活動を行い,被害が起きても影響を低減できるよう組織として取り組むことが必要です。 本書は,すでに行われている良い事例に学ぶという視点で執筆されています。多くの医療機関で様々な対策はすでに行われていると思いますが,意外にも良い事例が共有されていないことがあります。本書で示される事例を参考にしながら,医療機関ですぐにでも取り組めることから始めることが期待されます。 本書の執筆にあたっては,現場の第一線でご活躍の方々に実務的な要素をふんだんに入れていただきました。特に,医療従事者だけでなく,患者支援者,警察のOB,弁護士,患者さんからの様々な視点から,具体的な提言がなされています。 本書が,医療機関での対策を考える上での参考になり,医療機関の職員が安心して医療を提供し,患者も安心して過ごせるような環境づくりの一助になれば幸いです。 本書の編集作業には,メジカルビュー社の清沢まやさん,浅見直博さん,原鎮夫さんが多忙な中,献身的に取り組んでくださりました。厚く御礼申し上げます。
平成20年5月 北里大学医学部長,衛生学・公衆衛生学教授 相澤好治 |
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