OS NEXUS【電子版】 18

State of the Art 脊椎外科【電子版】

レベルアップのための18の奥義

State of the Art 脊椎外科【電子版】

■担当編集委員 西良 浩一

定価 11,000円(税込) (本体10,000円+税)
  • A4判  218ページ  オールカラー
  • 2019年4月25日刊行
  • EBOO978-4-7583-1397-1

脊椎外科医必読! 18のArt,ここにあり

本書はこれまで刊行されている脊椎領域の『OS NEXUS』のなかで最もアドバンス的な内容である。術者のさらなるレベルアップのために,難度の高い「頚椎の手術」「脊椎・脊髄腫瘍の手術」「PED」「固定術」「骨粗鬆症合併例」「脊椎骨折の手術」といった様々なパターンの脊椎手術を網羅し,18の最先端の手術法を紹介。
第一線で活躍する脊椎外科医が,人工椎間板,長方形拡張ケージ,ナビゲーション機器などの最新の機器を用いて,安全で確実に難しい手技を行うためのコツと注意点を交えて解説し,それぞれの手術において充実した内容になっている。

※電子版は,ご購入いただいた本人の方に限りご利用いただけます。

■電子版の対応機器/OS
・iOS: iOS 9.0 以降をインストールできるiOS端末
・Android:RAM1GB以上搭載,Android OS 4.0 以降をインストールできるAndroid端末(Kindle Fireには対応しておりません。恐れ入りますが,他のデバイスをご利用ください)
・Windows PC
 OS:Windows 7/Windows 8.1/Windows 10(Mac OSには対応していません)
 CPU:Core i3以上
 メモリ:4GB以上
 ディスプレイ:1,024 x 768以上の画面解像度

※電子版の閲覧にはメジカルビュー社ホームページの会員登録が必要です。また,iOSやAndroid等に専用のアプリをインストールし,その後書籍データをダウンロードする必要があります。

■シリーズ編集委員
宗田 大/中村 茂/岩崎倫政/西良浩一


序文

 この度,『OS NEXUS』No.18を上梓させて頂きました。5年前,5年契約で『OS NEXUS』編集委員の職を受けました。この間,脊椎に関するテーマを担当しました。初年度,まずは「除圧」(No.2)。その後,「固定の基礎」(No.6),「固定の匠」(No.10)と続き,昨年は「トラブルシューティング」(No.14)を取り上げました。さて,本年は最終年であります。もちろん,5年間の総集編です。これからの脊椎外科領域10年の進化を占う期待感も込め,編集いたしました。
 題して,『State of the Art 脊椎外科 レベルアップのための18の奥義』。ご紹介する18の奥義はいずれも,まだ万人ができる技ではなく,“SCIENCE”になる前の“ART”の段階の術式です。すべてが最先端の脊椎手術なのです。現時点では匠が行うテクニックではありますが,今後これらの術式は脊椎外科の主流となっていくものと期待しております。
 本書では18の奥義を,①頚椎手術,②脊椎・脊髄腫瘍,③内視鏡FED手術,④固定術,⑤骨粗鬆症,⑥脊椎骨折の6つの章に分けました。日本を代表する匠達が伝える奥義とART。本書を通読し,本年度をさらに『レベルアップの年』としていただければ編集者として幸甚です。

 本書編集にあたり読者の皆様に知ってほしい言葉があります。それは三識です。
 大正~昭和にかけて活躍した陽明学者,安岡正篤氏の言葉です。

  三識:知識,見識,胆識

 人間学には3つの段階があります。それが三識です。まずは『知識』の習得です。人の話を聞いたり書物を読んだりして得られます。つまり,本書を読むことで新しい脊椎手術の『知識』が得られます。
 得られた『知識』はその人の人格や体験,物事の本質を見通す思慮や判断力というものが加わって初めて意義ある『見識』となります。本書で得られた『知識』に先生方ご自身のこれまでの経験を加味して,これら18の奥義を『見識』に変えていただきたいです。
 『見識』に決断力と実行力が加わったものが,胆力のある『見識』すなわち『胆識』です。実践的判断力とでもいうべきものです。

 本書を読まれている多くの先生方には,本書で得られた『知識』を『見識』に変え,実臨床で実践する『胆識』に変えていただきたい。本書が,next decadeにおける日本脊椎外科のレベルアップの一助と成ることと信じています。

平成最後の3月吉日

徳島大学教授室にて
徳島大学大学院医歯薬学研究部運動機能外科学主任教授
西良浩一
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目次

I 頚椎手術のArt
 頚椎人工椎間板置換術  吉井俊貴
 上位頚椎前方進入の技  松林嘉孝ほか
 第7頚椎pedicle subtraction osteotomy  水谷 潤

II 脊椎・脊髄腫瘍手術のArt
 胸椎腹側髄膜腫に対する手術  高田洋一郎
 腫瘍凍結免疫を応用した腫瘍脊椎骨全摘術(TES)  村上英樹ほか
 転移性脊椎腫瘍への最小侵襲脊椎安定術(MISt)  齋藤貴徳

III 内視鏡FED手術のArt
 腰椎椎間孔狭窄開放術(PELF)  浦山茂樹ほか
 Transforaminal full-endoscopic lumbar discectomy(FELD)  山下一太
 Transforaminal full-endoscopic lateral recess decompression(TE-LRD)  手束文威ほか

IV 固定術のArt
 Percutaneous endoscopic transforaminal LIF(PETLIF)  長濱 賢
 腰椎分離症手術:経皮的CBTスクリュー法による最小侵襲分離部固定修復術  武政龍一
 胸椎OPLLに対する後方除圧矯正固定術 -手術成績と安全性向上のための工夫  今釜史郎ほか

V 骨粗鬆症脊椎手術のArt
 TSDを用いた後方固定術  生熊久敬ほか
 HA顆粒によるPPS固定の補強  菅野晴夫
 骨粗鬆症合併例でのPPS挿入の工夫  船尾陽生ほか

VI 脊椎骨折手術のArt
 骨粗鬆症性椎体骨折に対する側方進入椎体置換術  篠原 光ほか
 最小侵襲脊椎安定術(MISt)の脊椎骨折への応用  原田智久ほか
 最小侵襲脊椎安定術(MISt)の骨盤骨折への応用  伊藤康夫
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