Mebio Brain and Mind 2006

日本人が直面する心と神経の病気

Mebio Brain and Mind 2006

■編集委員 河村満   古賀良彦
鈴木則宏  坪井康次
長谷川一子 平田幸一
松村明

定価 3,300円(税込) (本体3,000円+税)
  • A4変型判  200ページ  
  • 2006年3月29日刊行
  • ISBN978-4-7583-0234-0

心と神経の病気をもつ患者さんには,いま何が必要か!!

心と神経の病気は,神経内科,精神科,心療内科そして脳神経外科と多岐の診療科に別れている。増加傾向が予測される「うつと社会不安障害,睡眠の問題,片頭痛,認知症,そして脳卒中の後遺症」を診療するに際して,どういう対策を施せばよいのか。それぞれの診療科の専門医が,General Physicianに対して,「いま,何が必要か」を解説。BrainとMindの疾患を抱えた患者さんと医師のよい関係を作り上げるためのヒントはこの書籍から。


目次

巻頭座談会
「日本人が直面する心と神経の病気: いまGPにとって何が必要か」

第1部:日常生活で遭遇する“コモン・ディジーズ”

Part 1 うつ
1.どんなときにうつ病を疑うのか
2.新しい抗うつ薬(SSRI,SNRI)の薬理作用とその特徴 
3.抗うつ薬の使い方と処方のコツ

Part 2 睡眠障害
1.不眠症の診断と治療
2.過眠症の診断と治療
3.睡眠時無呼吸症候群の治療
4.サーカディアンリズムと睡眠障害

Part 3 片頭痛
1.中枢神経疾患としての片頭痛(血管性疾患からの概念の推移,発症機序を含めて)
2.片頭痛診断のコツ(診断基準を含めて)
3.片頭痛の治療薬(急性期治療と片頭痛治療アルゴリズムに触れて)


第2部:病態解明が進む神経・精神疾患

Part 1 脳卒中(責任編集:鈴木則宏)
1.脳卒中急性期治療の実際(血栓溶解療法,血管内治療,脳保護薬療法など)
2.脳梗塞慢性期の抗血小板療法・抗凝固療法と再発予防
3.降圧薬を中心とした脳卒中の一次予防と二次予防に関する大規模臨床試験

Part 2 認知症(痴呆)(責任編集:河村 満)
1.認知症(痴呆)はどのようにして診断するのか
2.行動異常・精神症状への対応(薬物・非薬物による対応方法,代表的な評価尺度など)
3.家族に伝える生活指導と非薬物療法の実際

Part 3 Parkinson病(責任編集:長谷川一子)
1.薬物療法のスタンダード(薬効の評価と副作用対策も含めて)
2.手術療法の実際について
3.QOLの向上に向けて−痴呆のリハビリテーションと実際−


第3部:Q&A
うつ
Q:血管性うつとその治療は?
Q:うつと片頭痛・てんかんの関連は?

睡眠障害
Q:不登校とリズム障害の関係について簡単に解説してください
Q:精神生理性不眠とは何ですか?

片頭痛
Q:薬物乱用性頭痛とは?
Q:なぜ片頭痛患者が外来にいないと皆言うのですか?

脳卒中
Q:脳卒中後の抗血小板療法はいつまで飲むのですか? また薬はどのように使い分けるのですか?
Q:脳卒中後にうつ状態になることが多いのですか? またその対処法について教え てください。

認知症(痴呆)
Q:認知症患者のどのような症状に対して薬剤が有効ですか?
Q:病院と種々の老人ケア施設がどのように連携すれば,患者のQOLを向上させることができますか?
 (有意義な連携とは?)

Parkinson病
Q:抗Parkinson病薬の使い方について教えてください
Q:うつ症状とParkinson病について教えてください
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