ビデオセミナー 硝子体手術

トップサージャンの極意を学ぶ

ビデオセミナー 硝子体手術

■編集 網膜硝子体手術研究会

定価 17,600円(税込) (本体16,000円+税)
  • i_dvd.jpg
  • B5変型判  180ページ  オールカラー,イラスト70点,写真230点,DVD-Video付き
  • 2011年11月30日刊行
  • ISBN978-4-7583-0742-0

あの『硝子体手術ビデオセミナー』の臨場感を動画とテキストに余すことなくまとめた1冊

毎年「硝子体手術ビデオセミナー」を開催している網膜硝子体手術研究会の編集による,網膜硝子体サージャン必携の書。硝子体手術のセッティングの基本,基本手技から疾患別手技までを網羅している。最近の硝子体手術は,23ゲージ,25ゲージの器具による手術に移行してきており,従来の20ゲージよりも侵襲の少ない手術が可能となっているが,本書にはゲージの違いによる手技の違いも適宜盛り込んでいる。トップサージャンによる動画とともに硝子体手術のコツ・ポイントを効率よく学ぶことができる1冊である。


序文

 手術のビデオ映像を多用して,硝子体手術のコツや合併症の対策を伝える目的で始めた「硝子体手術ビデオセミナー」もおかげさまで,今年で第10回を迎えることができました。この10年の間に硝子体手術は大きく変わりました。20ゲージから極小切開への移行,トリアムシノロンによる硝子体可視化,ICGやBBGなどの内境界膜染色剤,広角観察装置の普及,超高速カッターの出現など,いろいろな新しい器具・手技・薬剤の開発により,より安全で治療効果の高い硝子体手術が確立されてきています。また,抗VEGF薬剤の臨床応用は,加齢黄斑変性や黄斑浮腫の治療を劇的に変えて,これらの疾患での硝子体手術の意義も大きく変化してしまいました。
 今回10周年を機に,セミナーの内容を基にして硝子体手術の教科書を作ろうという企画が持ち上がり,今回の上梓となりました。本書では,硝子体手術の基本のセッティングから,基本手技,そして疾患別手技を取り上げ,硝子体手術の初心者から中級者,上級者まで幅広い術者を対象としています。また,実際の手術手技の動画を連携させて,本を読んだ後に動画で実感できるようになっています。著者は硝子体手術ビデオセミナーを主催してきた網膜硝子体手術研究会の世話人(小椋祐一郎,大路正人,北岡 隆,白神史雄,寺崎浩子,平形明人,山本修一)に加えて,この分野の次世代を担ってゆく井上 真先生,門之園一明先生,日下俊次先生にご執筆いただきました。現時点での国内での最高の硝子体手術者による最新の情報を網羅したすばらしい本ができたと自負しています。本書が日本の硝子体手術の発展・普及に少しでもお役に立てることを祈っています。
 最後にこの場をお借りして,セミナーでご講演いただきました先生,そしてセミナーにご参加いただきました多くの先生に厚くお礼申し上げます。また,セミナー当初から顧問としてご指導いただきました故田野保雄先生,故樋田哲夫先生,竹内 忍先生に心から感謝いたします。

2011年11月
網膜硝子体手術研究会 代表世話人
小椋祐一郎
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目次

1. 硝子体手術の基本のセッティング
 硝子体手術の機械器具(20G)
 硝子体手術の正しいセットアップ
 25ゲージ
 23ゲージ
 観察系の選択
 照明系の選択
2. 基本手技
 硝子体手術の基本コース
 液空気置換
 補助薬剤
 タンポナーデ物質
 眼内光凝固
 冷凍凝固
 バックルの併用
 経毛様体扁平部水晶体切除
 術中合併症と術後管理
3. 疾患別手技
 黄斑疾患:黄斑円孔
 黄斑疾患:黄斑上膜
 黄斑疾患:黄斑浮腫
 裂孔原性網膜剥離
 増殖硝子体網膜症
 増殖糖尿病網膜症
 外傷
 眼内炎
 未熟児網膜症
 水晶体落下
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