画像診断の勘ドコロ

新 腹部画像診断の勘ドコロ

新 腹部画像診断の勘ドコロ

■監修 髙橋 雅士

■編集 兼松 雅之

定価 8,800円(税込) (本体8,000円+税)
  • B5変型判  432ページ  2色(一部カラー),イラスト30点,写真1,200点
  • 2014年9月29日刊行
  • ISBN978-4-7583-0897-7

あの「画像診断の勘ドコロ」シリーズが,最新技術とさらに充実した臨床内容で新たに誕生!

「ますます増加する画像診断への需要を,限られた時間でこなしていくためには,必要なことが簡潔に記載された教科書が必須である」というコンセプトから生まれた「画像診断の勘ドコロ」シリーズ,待望の新版誕生。
初版を2006年に刊行し,日々の診断で必要な押さえるべき事項,なおかつ技術的なことがわかりやすく簡潔に解説されている点で稀有であり,多岐にわたり多くの先生方に好評を博した人気シリーズが,時代に即した技術的最新知見をふまえ,臨床では心臓,頭頸部,脊髄などを新たに加え,より実用的に充実した内容で新たに刊行。

■シリーズ監修
高橋雅士


序文

編集の序

 2006年に 『これだけおさえれば大丈夫 腹部画像診断の勘ドコロ』として260頁からなる腹部画像診断の解説書を編集し,はや8年が経過した。その後,画像診断に関わる人々のワークスタイルは更なる変化を遂げ,画像診断管理加算,遠隔読影,3テスラMRI,面検出器CT,PET-CT,逐次近似法,MRIや超音波検査によるエラストグラフィなどなど,界隈は引き続き騒がしくも面白い状況が続いている。今回,これらを含む内容をふんだんに盛り込んだところ400頁におよぶ解説書となった。
 画像診断に関わる医療人には総合画像診断医,臓器専門医,診療放射線技師,臨床検査技師などいくつかの種別があるが,本書はいずれの方々にも手にとって頂くべく企画を練った。昨今の放射線科診断専門医には,“頭から足の先までのCT,MRI,PETを読む”特に専門領域にこだわらずに広く画像診断をする方が増えた。このような方々の人気を博してきたのが,見開き2頁で1疾患をコンサイスに解説する解説書であったが,本書は敢えてこのスタイルとは一線を画し,モダリティや撮像技術の新情報を要所に盛り込み,これに引き続く「診断学レビュー」で臓器ごとに重要な疾患を解説した。この中で「用語アラカルト」,「ここが勘ドコロ」,「Point advice」 を各所にちりばめ,専門用語や重点項目のメリハリ良い理解を促した。また,欄外に原著論文や 「これは必読!」と称した推薦図書を掲載し,一層の理解を深めたい方々への助けとした。日常の画像診断業務に飽きたらず,専門性の高い知識を求める放射線科医にとってはうってつけの構成になったと自負している。さらに,本書は消化器科,泌尿器科,婦人科などの臓器専門医の画像診断教育を支援する目的でも企画され,新たに超音波検査に関する稿を盛り込んだ。これにより,日常診療で益々,超音波検査プローブを握る機会が増えた臓器専門医の画像診断に対する知識欲をも満たすことを試みた。超音波検査の主力を担いつつある臨床検査技師にとっても広く腹部・骨盤領域の超音波診断を学ぶことが可能と思われる。診療放射線技師にとっては,CT,MRI,超音波検査,PET-CTの新技術がどのように画像診断に応用されているのかを理解できることと思う。診断に最適な画像を生み出す責務を負った診療放射線技師にとって,疾患の理解は避けては通れない時代となっている。本書はその助けとなると信じている。
 本書の主旨をご理解頂き,貴重な時間をお割き頂いた著者の先生方には,この場をお借りして深くお礼を申し上げます。そして,読者となるであろう放射線科医,臓器専門医,診療放射線技師,臨床検査技師の諸兄諸姉の絶え間ない努力と熱意によって明日の画像診断が大いに発展することを信じてやまない。

2014年8月
兼松雅之
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目次

Ⅰ最低限知っておきたい技術学
 01 腹部CT技術  三好利治
  MDCTの進化
  MDCTの進化の利点と欠点
  逐次近似再構成法
  逐次近似応用再構成技術の特徴
  MBIRの特徴
  dual energy CT
   物質弁別
   物質密度画像
   仮想単色X線写真(単色X線等価画像)
  造影剤の副作用
  造影剤腎症ガイドライン
  CTでの被曝線量
   CTDI
   DLP
   実効線量
  
 02 腹部MRI技術  森本規義,渡邊祐司,永山雅子,光井英樹,中田和明
  準備(前処置)から実際の撮影まで
  撮像プロトコール
   肝臓・膵胆道系
   前立腺・婦人科領域
  撮像時間(呼吸停止時間)を短くするには?
   位相エンコードを減らす
  アーチファクトと対策
   アーチファクトの種類
   血流や体動に起因するアーチファクトの抑制法
  呼吸波形を利用した撮像法
   RT
   PEAR
   呼吸同期single-shot TSE・TFE
  腹部非造影MR angiography
   coherent型gradient echo法
   coherent型gradient echo法における脂肪抑制法
   参考:定常状態移行期とダミーパルス
  MPGを用いたsingle-shot EPI法:躯幹部拡散強調像とblack-blood T2強調像
   EPI法におけるパラレルイメージングの有用性
  
 03 腹部MRIの新技術  梶田公博
  高磁場化へ進むMRI
  高磁場化による利点と欠点
  B0 homogeneity(静磁場の均一性)
  B1 homogeneity(RF照射磁場の均一性)
  比吸収率(SAR)
  組織コントラスト
  磁化率
  ケミカルシフト
  RF送信の最新技術
  RF送信技術の過去と現在
  コントラストの改善と撮像時間の短縮
  腹部領域の拡散強調像
   DWIBS
   IVIM
  
 04 腹部超音波検査技術  宮本幸夫,太田智行
  
  超音波画像は音響インピーダンスをもとに作られる
  超音波画像の特徴
  分解能と探触子・プローブ
  知っておくべきアーチファクト
   サイドローブのアーチファクト
   多重反射
   ミラーイメージ・蜃気楼現象
  スペックル像
  ドプラ法
   カラードプライメージング(カラーフローマッピング)
   パルスドプラ法
   PIとRI
  
Ⅱ肝,脾
 01 CT:撮像の考え方と診断のおさえどころ  大西裕満,村上卓道
  撮像法の最適化
   撮像パラメータ
   注入速度
   注入時間・撮像時間・総造影剤量・造影剤濃度
   注入法の最適化
   delay time
   生理食塩水による後押しの有用性
   門脈相
   簡易法
  CTの新しい検査方法・撮影技術
   低電圧撮影
   逐次近似法
   dual energy撮影
  三次元画像診断
  症例
   肝細胞癌
   転移性肝癌
   胆管細胞癌
   肝海綿状血管腫
   肝硬変症
   胃静脈瘤
   びまん性脂肪肝
   脾嚢胞
   脾過誤腫
   脾血管腫
   脾血管肉腫
   脾悪性リンパ腫
  
 02 MRI:撮像の考え方と診断のおさえどころ  五島 聡,兼松雅之
  腹部一般解剖
  撮像法の考え方
  T2強調像
  heavily T2強調像
  T1強調像
  拡散強調像
  EOB・プリモビスト造影MRI
   原理
   撮像法
   診断能
  診断学レビュー
  びまん性肝疾患
   肝炎
   肝硬変症
   脂肪肝
   ヘモクロマトーシス,ヘモジデローシス
  良性肝腫瘤
   肝嚢胞
   血管腫
   肝細胞腺腫
   限局性結節性過形成(FNH)
   血管筋脂肪腫
   炎症性筋線維芽細胞腫瘍(IMT)
  肝細胞癌
   肝細胞癌
   非典型的な所見を呈する肝細胞癌
  脾臓
   脾腫
   真性嚢胞
   Gamna-Gandy結節
   血管腫
   過誤腫
   リンパ管腫
   炎症性筋線維芽細胞腫瘍(IMT)
   sclerosing angiomatoid nodular transformation(SANT)
   悪性リンパ腫
   転移性脾腫瘍
  
 03 最先端MRI診断法  本杉宇太郎,市川新太郎
  MRエラストグラフィ
   原理
   撮像法
   臨床応用 
   将来像
  IVIMによる慢性肝障害,肝腫瘤診断
   歴史
   原理
   IVIMイメージングの実際
   臨床応用
   将来像
  MRS,Dixon法,SWIなど
   MRS
   Dixon法
   SWI
  
 04 超音波検査の考え方, おさえどころ, 新技術  今井康晴
  肝脾超音波検査の観察ポイント
   肝臓の観察方法
   脾臓の観察方法
   肝臓の基準値を含めた観察ポイント
   脾臓の基準値を含めた観察ポイント
  脂肪肝
  肝硬変
  門脈圧亢進症
  超音波検査による肝腫瘤の鑑別診断
  脾臓の腫瘤性病変
  
Ⅲ胆,膵
 01 CT:撮影の考え方と診断のおさえどころ  内田政史,角 明子,有川俊二
  胆膵領域撮影の基本的考え方
  胆膵領域のdynamic撮影プロトコール
  ボリューム画像の胆,膵への応用
  膵perfusion像
   perfusion parameter
   膵臓における有用性
  主な疾患の画像所見
  胆嚢疾患
   胆石症
   急性胆嚢炎
   胆嚢捻転症
   慢性胆嚢炎
   黄色肉芽腫性胆嚢炎
   胆嚢線筋腫症
   胆嚢非腫瘍性隆起性病変
   胆嚢腺腫・腺腫内癌
   胆嚢癌
   膵胆管合流異常と総胆管嚢腫
   原発性硬化性胆管炎(PSC)
   胆管癌
   胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)
  膵疾患
   急性膵炎
   慢性膵炎
   groove膵炎
   自己免疫性膵炎(AIP)/IgG4関連疾患
   膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)
   漿液性膵嚢胞腺腫(SCN)
   粘液性膵嚢胞腺腫(MCN)
   膵癌(膵管癌)
   膵腺房細胞癌
   転移性膵腫瘍
   膵神経内分泌腫瘍(PNET)
   膵solid-pseudopapillary tumor(SPT)
   膵lymphoepithelial cyst
  
 02 MRI:撮影の考え方と診断のおさえどころ 吉田耕太郎,井上 大,池野 宏,戸島史仁,蒲田敏文  
  撮影法
   T1強調画像
   dynamic study
   T2強調画像
   MRCP
   拡散強調画像(DWI)
  胆領域
  解剖
   胆道
   肝内胆管分枝
   胆嚢
  疾患
   胆石症
   急性胆嚢炎
   慢性胆嚢炎
   黄色肉芽腫性胆嚢炎
   胆嚢腺筋腫症
   胆嚢癌
   総胆管結石
   急性胆管炎
   原発性硬化性胆管炎(PSC)
   IgG4関連硬化性胆管炎
   膵・胆管合流異常
   胆管癌
   胆管内乳頭状腫瘍(IPNB)
  膵領域
  解剖
   膵管非癒合
   輪状膵
  疾患
   急性膵炎
   自己免疫性膵炎(AIP)
   腫瘤形成性膵炎
   膵管癌
   神経内分泌腫瘍
   転移性膵腫瘍
   膵内副脾
   solid-pseudopapillary neoplasm(SPN)
   膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)
   粘液性嚢胞性腫瘍(MCN)
   漿液性嚢胞腺腫(SCN)
   膵リンパ上皮性嚢胞
  
 03 超音波検査の考え方,おさえどころ,新技術  杉本啓之,廣岡芳樹,後藤秀実
  観察のポイント
   胆嚢
   胆管
   膵
  代表的疾患の超音波所見
   胆嚢
   膵
  
Ⅳ消化管
 01 CT:撮影の考え方と診断の実際  富松英人
  撮像法の考え方
  ルーチン撮像方法の考え方
   造影剤の使用について
   MPRの重要性
   異常ガスの描出,検出
  消化管虚血と外科的手術
  腫瘍診断における撮像,再構成
  診断のおさえどころ
  消化管腫瘍性病変
   胃癌
   大腸癌
   GIST
  IBD,狭義の炎症性腸疾患
   潰瘍性大腸炎
   Crohn病
   感染性腸炎
  虚血性腸疾患
  機械性腸閉塞
  内・外ヘルニア
  捻転
  腸重積
  
 02 CT colonography:撮像の考え方と診断の実際  三宅基隆,飯沼 元
  撮像の考え方
  CTCとは
  他の大腸検査法と比較してのCTCの利点
  前処置
   検査食
   下剤
   fecal tagging
  撮影
  診断のおさえどころ
  読影
  大腸癌の予後改善を目指したCTCの活用
  
 03 MRI:撮像の考え方と診断の実際  片山元之,増井孝之
  撮像シーケンスと撮像方法
   直腸以外の消化管(胃,十二指腸,小腸,S状結腸まで)
   直腸
  シネMRIとMR enterography
  実際の診断と症例提示
   腫瘍性病変
   癌以外の腫瘍性病変
   炎症性病変
  イレウスの画像診断
  その他の画像診断
  
 04 超音波検査の考え方,おさえどころ,新技術  森 秀明
  消化管検査を行うための至適条件
  消化管の走査手順
  消化管の層構造と正常値
  消化管の超音波所見のポイント
  新しい技術
   直交断面表示法(MPR)
   fly thru
  
Ⅴ副腎,後腹膜
 01 MRI:撮像の考え方と診断のおさえどころ  岡田吉隆
  副腎
  撮像の考え方
   副腎の診断におけるMRIの位置づけ
   どこを撮ればいいか
   撮像シーケンスの選択
   造影MRI
  診断のおさえどころ
   正常の副腎のMRI像
   非機能性腺腫
   原発性アルドステロン症
   Cushing症候群
   褐色細胞腫
   副腎皮質癌
   転移性副腎腫瘍
  後腹膜
  撮像の考え方
  診断のおさえどころ
   後腹膜腫瘍
   後腹膜線維症
  
 02 CT:撮像の考え方と診断のおさえどころ  岐崎友紀,山下康行,五十嵐康弘,宗近宏次
  副腎
  副腎の解剖
   肉眼解剖
   機能解剖
   血管解剖
  副腎のCT撮像
  副腎ホルモン分泌異常
   Cushing症候群
   原発性アルドステロン症,Conn症候群
   副腎性器症候群
    Addison病
  副腎皮質の過形成
   副腎過形成
   先天性副腎過形成
  副腎皮質の腫瘍
   副腎腺腫
   副腎癌
  その他の腫瘍
   骨髄脂肪腫
   副腎血管腫
   悪性リンパ腫
   転移性副腎腫瘍
  副腎の非腫瘍性病変
   副腎嚢胞
   副腎出血
  髄質の腫瘍
   褐色細胞腫
   神経芽腫群腫瘍
  後腹膜
  後腹膜の解剖
   後腹膜区分
  後腹膜のCT撮像
  後腹膜の腫瘤性病変のCT診断
  後腹膜非腫瘍性疾患
   後腹膜出血,血腫
   尿瘤
   後腹膜線維症
  後腹膜の腫瘍
   リンパ管腫
   奇形腫
   脂肪腫
   脂肪肉腫
   平滑筋肉腫
   悪性線維性組織球腫
   横紋筋肉腫
   後腹膜神経原性腫瘍
   悪性リンパ腫
   後腹膜Castleman病
   悪性腫瘍からのリンパ節転移
  
 03 超音波検査の考え方,診断のおさえどころ,新技術  森 秀明
  副腎
   副腎の解剖と正常超音波像
   副腎疾患の超音波所見のポイント
  後腹膜
   後腹膜腔の解剖と正常超音波像
   後腹膜腔疾患の超音波所見のポイント
  
Ⅵ泌尿器(腎,尿管,膀胱)
 01 CT:撮像の考え方と診断のおさえどころ  秋田大宇,陣崎雅弘
  撮像の考え方
   腎
   上部尿路(腎盂腎杯,尿管),膀胱
  診断のおさえどころ
  腎
   腎腫瘍
   充実性腫瘤
   感染症
  上部尿路(腎盂腎杯,尿管),膀胱
   尿路上皮癌
   尿膜管癌
   IgG4関連腎臓病
   尿管アミロイドーシス
   peripelvic cystとparapelvic cyst
  
 02 MRI:撮像の考え方と診断のおさえどころ   竹内 充,上嶋佑樹,河合辰哉,菅 博人
  腎臓
  腎臓のMRIの目的
  腎癌のT病期分類
  各シーケンスの着目点
   T1強調像(chemical shift imaging)
   T2強調像
   拡散強調像
   定常状態coherent型シーケンス(True FISP・Balanced FFE・FIESTA・True SSFPなど)
   dynamic造影T1
  腎盂・尿管
  腎盂・尿管のMRIの目的
  腎盂・尿管癌のT病期分類
  各シーケンスの着目点
   MR-urography
   T1強調像
   T2強調像
   拡散強調像
   定常状態coherent型シーケンス(True FISP・Balanced FFE・FIESTA・True SSFPなど)
   脂肪抑制造影T1強調像
  膀胱
  膀胱のMRIの目的
   膀胱癌の深達度診断
  膀胱癌のT病期分類
  各シーケンスの着目点
   T2強調像
   拡散強調像
   T1強調像
   dynamic造影T1強調像
  
 03 超音波検査の考え方,おさえどころ,新技術  辻本文雄
  腎
  超音波解剖
   腎の構造
   超音波による所見
   ドプラを用いた腎動脈血流評価
  びまん性腎疾患
   慢性腎不全の病期
   ティッシュハーモニックイメージング(THI)
  腎腫瘤性病変
   充実性腫瘤
   古典的三主徴
   腎盂腫瘍
   腎血管筋脂肪腫
   嚢胞性腫瘤
   腎杯憩室
   傍腎盂嚢胞
   多房性腎嚢胞
   多嚢胞腎
   炎症性腫瘤
  尿管
  超音波解剖
  尿路結石
   尿路結石症
  尿管結石
  膀胱
  超音波解剖
  膀胱炎
  膀胱憩室
  膀胱腫瘍
  
Ⅶ前立腺
 01 MRI:撮像の考え方と診断のおさえどころ  杉原 良,杉村和朗
  撮像の考え方
  前立腺検査の種類と簡単な特徴
   直腸診
   経直腸超音波(TRUS)
   CT
   MRI
   針生検
  前立腺の局所解剖図
  MRIでみた前立腺の解剖
  診断の実際
  前立腺肥大症(前立腺過形成) 
  前立腺肥大症のMRI
  前立腺癌
  前立腺癌のMRI
   辺縁域に発生した癌
   腹側に発生した癌
  前立腺癌の病期診断
   触知不能癌(T1)
   前立腺内に限局した癌(T2)
   被膜外浸潤(T3a)
   精嚢浸潤(T3b)
   精嚢以外の隣接臓器への浸潤(T4)
   リンパ節転移
   骨転移
  生検や治療による変化
   生検後の変化
   化学療法後の変化
  
 02 CT:読影に必要な知識おさらい  杉原 良,杉村和朗
  前立腺のCT解剖:正常像
   前立腺
   精嚢
  前立腺のCT解剖:異常像
   前立腺
   精嚢
   膀胱,尿管,腎盂
   リンパ節
   骨
  前立腺疾患の腹部CT
   良性疾患
   悪性疾患
  
 03 超音波検査の考え方,おさえどころ,新技術  三木健太
  経腹超音波で前立腺を描出するコツ
  前立腺の形状と大きさ
   前立腺の形状
   前立腺体積測定
  
Ⅷ女性生殖器
 01 MRI:撮像の考え方と診断レビュー  眞鍋知子
  撮像の考え方
   適応疾患
   前処置
   撮像
   撮像プロトコール
   造影
  診断レビュー
  良性疾患
   子宮
   卵巣
  悪性腫瘍
   子宮
   卵巣
  その他
  
 02 CT:読影に必要な知識おさらい  眞鍋知子
  婦人科領域腫瘍の遠隔転移診断
   子宮頸癌・体癌子宮
   卵巣癌
  急性腹症をきたす婦人科疾患
   子宮外妊娠破裂
   卵巣出血
   卵巣捻転
   卵巣嚢腫破裂
   卵巣過剰刺激症候群(OHSS)
   骨盤内感染症(PID)
   卵巣静脈血栓症
  その他の婦人科疾患
   子宮筋腫
   卵巣子宮内膜症性嚢胞
   子宮腺筋症
  
 03 超音波検査の考え方,おさえどころ,新技術  山田恭輔
  超音波検査
   経腹超音波検査
   経腟超音波検査
   経直腸超音波検査
  エコー像の診断
   正常子宮のエコー像
   正常卵巣のエコー像
  子宮の疾患
   子宮筋腫
   子宮腺筋症
   子宮体癌
   子宮頸癌
  付属器の疾患
   子宮内膜症性嚢胞
   卵巣腫瘍
  
Ⅸ腹部PET-CT診断
 01 PET-CT:撮像の考え方と診断のおさえどころ  金子 揚,兼松雅之
  撮像の考え方
  FDG-PETとは
   検査方法
  PET-CT
  適応
  診断のおさえどころ
  総論
  各論:上腹部実質臓器(肝,胆,膵,脾)
   肝
   胆
   膵臓
   脾臓
  泌尿器系(腎,尿管,膀胱,前立腺)
   腎
   副腎
   腎盂癌,尿管癌,膀胱癌
   前立腺癌
  女性生殖器(子宮,卵巣)
   子宮
   卵巣
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