腹腔鏡下消化器外科手術 標準手技シリーズ 1

上部消化管

上部消化管

■編集 北川 雄光

定価 11,000円(税込) (本体10,000円+税)
  • A4判  176ページ  オールカラー,イラスト200点,写真50点
  • 2015年3月31日刊行
  • ISBN978-4-7583-1161-8

イラストでみる,腹腔鏡下消化器手術の決定版

イラストで腹腔鏡下消化器外科手術の基本を学べるシリーズ,部位別全4冊。
侵襲が少なく,消化器外科手術で主流となっている腹腔鏡下手術は,開腹手術とは視野も手技も異なり,安全かつ確実な手術のために,術者には一定の技術が求められる。本巻では,上部消化管の腹腔鏡下手術を取り上げ,術前管理から術後管理まで一連の手術の流れに沿って,助手が行うべき手技も含めて,手術場面ごとにポイントを解説。
「標準的手技」や「基本手技」をしっかり押さえて,安全かつ確実な腹腔鏡下手術を行うための手術書の決定版!

■シリーズ編集主幹
北野正剛


序文

 早いもので腹腔鏡手術がわが国に導入されて四半世紀になろうとしている。手術侵襲が少なく,患者負担も低いことから,早期離床・早期社会復帰が可能であり,ここ数年,手術件数が目覚ましく増加してきているのが現状である。
 上部消化管領域においても,胃・十二指腸の手術適応はもちろんのこと,食道においても胸腔鏡を使用した手術症例数が徐々に増加している。しかしながら,モニターに映る限られた術野のなかで器具の操作・手技を行うため,腹腔内の確かな解剖学的知識と高度な技術の習得が求められる難易度の高い手術である。この基盤があってこそ,安全かつ正確な手術を行うことができるのである。
 本書では,これから手術を学ぶ若い医師に向け,腹腔鏡手術の特性を意識して,現在第一線で活躍されている先生方にご執筆をいただいた。また,若い医師たちは,まずアシスタントとして手術の場に参加する。その際,アシスタントとしての心構えや,行うべき操作など,手術チームの一員としての役割を果たすことが,最終的に患者のためになり,自身が執刀する際の力となるのである。
 手術の場において,自らの役割を果たすためのポイントや,ピットフォールなどの注意点についても記述しており,読者の方々には,手術の前に,また手術後にも一読いただき,予習・復習に役立てていただきたい。
 読者の方々が,本書を1 ページ1 ページめくりながら学び,消化器外科医としての経験を積んでスキルアップされますことを祈念致します。本書が少しでも読者の方々のお役に立てば,編集者として望外の喜びであります。

2015年3月  
編集 北川 雄光
全文表示する

目次

Ⅰ 食道疾患に対する内視鏡外科手術
良性疾患の手術
 食道アカラシアの手術(小村伸朗,矢野文章,柏木秀幸)
 逆流性食道炎の手術(片田夏也,森谷宏光,渡邊昌彦)
 食道粘膜下腫瘍の手術(小柳和夫,井垣弘康,日月裕司)
悪性疾患の手術
 胸腔鏡食道癌根治術
  左側臥位 (大杉治司)
  腹臥位(大幸宏幸)
  Hybrid(川久保博文,竹内裕也,北川雄光)
  ダビンチ(能城浩和)
 食道胃接合部癌に対する内視鏡手術(永井英司,田中雅夫)

Ⅱ 胃・十二指腸疾患に対する内視鏡外科手術
良性疾患の手術
 腹腔鏡下大網被覆術(清水正幸,北野光秀)
 肥満手術(川崎貴秀,太田正之,北野正剛)
 胃粘膜下腫瘍に対する腹腔鏡下胃局所切除(神谷 諭,比企直樹)
悪性疾患の手術
 腹腔鏡下幽門側胃切除(瀧口修司ほか)
 腹腔鏡下噴門側胃切除術(桜本信一,竹下宏樹,岡 伸一)
 腹腔鏡下胃全摘(木下敬弘)
全文表示する

関連する
オススメ書籍