第2種放射線取扱主任者試験 重要問題集中トレーニング

第2種放射線取扱主任者試験 重要問題集中トレーニング

■編集 福士 政広

定価 3,960円(税込) (本体3,600円+税)
  • B5判  332ページ  2色(一部カラー)
  • 2014年8月1日刊行
  • ISBN978-4-7583-1484-8

『第2種放射線取扱主任者試験』合格のための力を効率的に身につけられる試験対策問題集

本書は『第2種放射線取扱主任者試験』の合格を目指す人を対象とした試験対策問題集である。第48〜55回試験で出題された過去8年分の問題の中から重要な問題を厳選して解説している。
「物理学」,「化学」,「生物学」,「測定技術学」,「管理技術学」,「法令」の全6章で構成。各項目は基本問題を解説した後,応用問題を「レベルアップ・トレーニング」として問掲載。また,基本問題のあとに,問題を解くうえで必要な図表,試験に役立つ解説を「レベル・アップ」として掲載している。
姉妹本である『第2種放射線取扱主任者試験 マスター・ノート』と併用して学習することで,合格をより確実なものとすることができる。


序文

編集の序

 放射線取扱主任者とは,放射線障害防止法に基づき,放射性同位元素あるいは放射線発生装置を取り扱う場合に,放射線障害の防止について監督を行う責任者であり,かつ放射線防護の専門的知識を有し,放射線の取扱に習熟した防護の専門者であります。
 放射線および放射性同位元素の利用はがんの治療をはじめとする医療界,原子力発電,工業製品の非破壊検査,厚さの測定などの工業界と多岐にわたっています。しかし,放射性同位元素および放射線発生装置は,その取り扱いによっては,放射線障害を発生する恐れがあります。そこで,放射性同位元素等の取り扱いに際して放射線業務従事者や一般公衆などに対して,放射線障害が起こらないようにするために,放射線取扱主任者を選任し,監督を行わせることが法律で規定されています。
 放射線取扱主任者の免状は,取り扱うことができる放射性同位元素および放射線発生装置の範囲の広いものから第1種,第2種,第3種に区分されています。
 第1種および第2種の免状を取得するには,放射線取扱主任者試験に合格し,特定の講習を修了し,修了試験に合格した者に交付されます。
 本書は,第2種の放射線取扱主任者を目指す方を対象としたテキスト『第2種放射線取扱主任者試験 マスター・ノート』を補完する問題集です。過去の試験問題から重要な箇所を精選して解説を加えることにより,より受験者の目線に立った構成となっています。
 章立ては,「物理学」,「化学」,「生物学」,「測定技術学」,「管理技術学」,「法令」の全6章からなります。各項目ではまず基本問題を解説した後,問題を解くうえで必要な図表や試験に役立つ解説を「レベルアップ」として掲載,そのうえで応用問題を「レベルアップ・トレーニング」として載せるなど工夫を凝らしました。単に過去問題を羅列したのではなく,重要問題を厳選し合格に必要な学力を効果的に習得できるように考えました。
 また,本書と『第2種放射線取扱主任者試験 マスター・ノート』と併用して学習することにより,より効率良く,また深く理解することが可能です。第2種放射線取扱主任者試験の勉強に活用されることを期待しています。
 発刊にあたり,本書編集にご協力下さったメジカルビュー社のスタッフの方々に深く感謝致します。

2014年6月
首都大学東京 福士政広
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目次

Ⅰ 物理学
 1 原子の電離とX線,オージェ電子の発生
 2 原子核の構造と大きさ
 3 放射能と放射性壊変
 4 光子と物質の相互作用
 5 荷電粒子の相互作用
 6 中性子の相互作用
 7 放射線にでてくる量と単位

Ⅱ 化学
 1 核種
 2 放射性核種の壊変
 3 放射性核種の原子数,放射能
 4 放射平衡
 5 放射線の利用(ラジオグラフ,画像診断)
 6 RIの利用(放射性同位元素利用機器)
 7 放射線化学
 8 測定(放射線と検出器:サーベイメータ)
 9 よく出題される核種のまとめ

Ⅲ 生物学
 1 放射線によるDNA損傷と修復
 2 放射線の細胞への影響
 3 放射線の人体への影響
 4 放射線被ばくによる影響
 5 内部被ばく

Ⅳ 測定技術学
 1 電離現象を利用した測定器
 2 励起現象を利用した測定器
 3 個人被ばく線量計
 4 サーベイメータ
 5 γ線スペクトル測定
 6 測定値の統計処理

Ⅴ 管理技術学
 1 密封線源としての利用核種
 2 自然放射線
 3 RI使用測定機器
 4 外部被ばく・内部被ばくの計算
 5 RIの体内汚染と医学利用
 6 総合問題

Ⅵ 法令
 1 法律の目的
 2 定義
 3 設計認証等(放射性同位元素装備機器)
 4 許可申請と届出
 5 許可証
 6 変更の手続き
 7 使用施設の基準(施設基準)
 8 貯蔵施設の基準(施設基準)
 9 標識
 10 使用の基準(行為基準)
 11  保管の基準(行為基準)
 12 運搬の基準
 13 使用施設等の基準適合義務及び基準適合命令(使用者等の義務)
 14 場所の測定(使用者等の義務)
 15 人の測定(使用者等の義務)
 16 放射線障害予防規程(使用者等の義務)
 17 教育訓練(使用者等の義務)
 18 健康診断(使用者等の義務)
 19 放射線障害を受けた者又は受けたおそれのある者に対する措置
 20 記帳の義務
 21 合併等
 22 譲渡し、譲受け等の制限
 23 所持の制限
 24 危険時の措置と事故届
 25 報告徴収
 26 放射線取扱主任者
 27 許可の取消、使用の廃止等の措置
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