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ディベートから学ぶ
手技の選択と秘訣[肝臓編]
[Web動画付]

ディベートから学ぶ 手技の選択と秘訣[肝臓編][Web動画付]

■担当編集委員 新田 浩幸

定価 11,000円(税込) (本体10,000円+税)
  • i_movie.jpg
  • A4判  144ページ  オールカラー,イラスト105点,写真70点,Web動画27本/68分
  • 2021年5月31日刊行
  • ISBN978-4-7583-1659-0

肝臓疾患に対する手術手技について,各術式のエキスパートがディベート形式で解説!

肝臓疾患に対する術式選択や吻合・再建法について,推奨する方法が施設ごとに異なる手技をディベート形式で解説。各手技を選択する意義や,予想される反論とそれに対する回答を掲載している。さらに執筆者による私見や,その手技の有用性を示したエビデンスや試験結果も紹介しているので,読者は各手技のメリット・デメリットを理解したうえで,症例に対して最適な手技を学ぶことができる。
手技の解説には豊富なイラストと写真を用い,視覚的にわかりやすい紙面構成となっている。また,各手技のなかで特に注意すべき操作やコツは「テクニカルクルー」として詳しく解説している。

■シリーズ編集主幹
白石憲男

■シリーズ編集委員
北川裕久/新田浩幸/山口茂樹


序文

 手術手技に完成というものはないのだろうかと思うほどその進化は著しく,腹腔鏡やロボットという新しいアプローチ法の目線から手技が変化し,また,手術機器の進歩から今までできなかったことや躊躇していたことが可能となってきております。自身も,3年後には同じ手術をしていない,という思いで手術に臨んでいます。教育,技術を伝承するという面ではジレンマがありますが,若手外科医には基本手術手技を踏まえたうえで常に新しいことを考える前向きな姿勢でいてほしいと思います。
 本書『ディベートから学ぶ 手技の選択と秘訣[肝臓編]』では,肝門部脈管処理,肝実質切離,Pringle法,右肝切除,亜区域切除における2つの異なる手技をエキスパートの先生からディベート形式で解説してもらっています。優劣をつけるものではなく両手技の理解がより深まる内容となっており,いずれも肝切除の基本手技を学ぶことができます。修練中の若手医師のみならずバリバリの肝臓外科医や手術室スタッフにとっても大いに参考になると思われます。本書にて肝切除のキモとなる場面で用いる2つの手技を学び,その両者を適切に選択し実践できる知識と技量を身につけることを期待しています。
 この誌上ディベートはただ2つの手技を説明しているだけではなく,しっかりと討論形式になるよう工夫されておりますが,通常と異なる形式であったため執筆者の先生には大変なご苦労をおかけしました。心より感謝申し上げます。また,発刊にあたりご尽力いただきましたメジカルビュー社の方々に御礼申し上げます。

2021年5月
新田浩幸
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目次

サージカル ディベート 1 肝門部脈管処理
 (1) グリソン鞘一括処理を行う立場から(腹腔鏡下)  阿部 雄太
 (2) 個別処理を行う立場から(開腹下  佐野 圭二
サージカル ディベート 2 肝実質切離
 (1)clamp-crush 法を行う立場から(開腹下)  荒牧 修 ほか
 (2)CUSA を用いる立場から(開腹下・腹腔鏡下)  大目 祐介 ほか
サージカル ディベート 3 Pringle 法
 (1) 行う立場から(開腹下・腹腔鏡下)  岡田 良 ほか
 (2) 行わない立場から(開腹下)  田浦 康二朗
サージカル ディベート 4 右肝切除
 (1) 授動先行を採用する立場から(開腹下)  新川 寛二 ほか
 (2) 前方アプローチを採用する立場から(開腹下)  片桐 弘勝 ほか
サージカル ディベート 5亜区域切除
 (1) 肝門アプローチを採用する立場から(開腹下・腹腔鏡下)  加藤 悠太郎 ほか
 (2) 肝内アプローチを採用する立場から(開腹下)  有泉 俊一 ほか
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