第1種放射線取扱主任者試験 重要問題集中トレーニング

2nd edition

第1種放射線取扱主任者試験 重要問題集中トレーニング

■編集 福士 政広

定価 5,280円(税込) (本体4,800円+税)
  • B5判  448ページ  2色(一部カラー)
  • 2015年12月25日刊行
  • ISBN978-4-7583-1696-5

『第1種放射線取扱主任者試験』合格のための力を効率的に身につけられる試験対策問題集

本書は『第1種放射線取扱主任者試験』合格を目指す人を対象とした,試験対策問題集の改訂第2版である。第53回〜60回試験で出題された過去8年分の問題の中から,重要な問題を厳選して解説している。
「物理学」「化学」「生物学」「測定技術」「管理技術」「法令」の全6章で構成し,「物化生」の問題は「物理学」「化学」「生物学」に振り分けて掲載。
 各項目は基本問題を解説した後,応用問題を「レベルアップ・トレーニング」として掲載。また,基本問題のあとに,問題を解くうえで必要な図表,試験に役立つ解説を「レベル・アップ」として掲載している。
姉妹本である『第1種放射線取扱主任者試験 マスター・ノート 3rd edition』と併用して学習することで,合格をより確実なものとすることができる。


序文

編集の序

 本書は第1種放射線取扱主任者試験対策の問題集として2012年4月に刊行し,約4年が経過しました。この間に,福島第一原発事故発生から5年程が経過し放射線,放射能に対する報道も減り,一般の方の関心がやや低くなっている感があります。しかし,医療被ばくに関する関心は年々増しております。そのため,今後とも放射線,放射能の影響は重要な課題でありますし,放射線障害の防止について責任を負う放射線取扱主任者の必要性はより高まっていると考えます。
 さて,本書の主な改訂内容としては,初版刊行後に行われた試験問題を精査し,掲載する問題を新たに選び直したことが挙げられます。これにより全体の半分程度の問題を更新しました。一方で,書籍タイトルにあるとおり,重要問題を通じて学力向上を目指すスタイルは初版から引き継いでおり,最新問題を反映した「2nd edition」はこれから受験する方達にきっと役立つものと自負しています。
 章立ては「物理学」「化学」「生物学」「測定技術学」「管理技術学」「法令」の全6章です。試験科目にはほかに「物化生」がありますが,これは初版と同様に「物理学」「化学」「生物学」に振り分けました。各項目では,まず基本問題を解説した後に問題を解くうえで必要な図表や試験に役立つ解説を「レベルアップ」として掲載,そのうえで応用問題を「レベルアップ・トレーニング」として載せました。たんに過去問題を羅列したのではなく重要問題を厳選することで,合格に必要な学力をなるべく短期間で効果的に習得できる内容としました。
 また,本書と『第1種放射線取扱主任者試験 マスター・ノート 3rd edition』と併用して学習することにより,より効率良く,また深く理解することが可能です。第1種放射線取扱主任者試験の勉強に活用されることを期待しています。
 発刊にあたり,本書編集にご協力下さったメジカルビュー社のスタッフの方々に深く感謝致します。

2015年12月
首都大学東京 福士政広
全文表示する

目次

Ⅰ 物理学
 1 荷電粒子の加速
 2 中性子
 3 原子スペクトルと原子核構造
 4 原子核と核反応
 5 放射性核種の壊変
 6 壊変様式
 7 重荷電粒子と物質との相互作用
 8 電子と物質との相互作用
 9 光子と物質との相互作用
 10 光子の減弱
 11 線量
 12 物理量と単位

Ⅱ 化学
 1 元素,周期表,主要な放射性核種
 2 放射能(壊変図 原子数)
 3 放射平衡
 4 天然放射性核種,壊変系列
 5 人工放射性核種:核反応
 6 化学反応(合成,沈殿,気体の発生) 
 7 ホットアトム
 8 放射性核種の分離
 9 分析化学,同位体希釈法,年代測定
 10 放射線検出器,G値,放射性同位元素を利用した測定機器
 11 核医学
 12 原発事故・核分裂生成物
 13 標識化合物

Ⅲ 生物学
 1 直接作用と関節作用
 2 放射線によるDNA損傷と修復
 3 放射線の細胞への影響
 4 酸素効果とバイスタンダー効果
 5 放射線の種類と生物学的影響 
 6 放射線の人体への影響
 7 組織の放射線感受性 
 8 全身被ばくによる影響
 9 放射線被ばくによる臓器障害
 10 放射線被ばくによる発がん
 11 放射線被ばくの遺伝的影響
 12 内部被ばく

Ⅳ 測定技術学
 1 放射線の計測
 2 電離を利用した検出器
 3 測定値の統計処理
 4 吸収線量測定
 5 発光を利用した検出器
 6 サーベイメータによる測定
 7 β線エネルギー測定
 8 γ線スペクトル測定

Ⅴ 管理技術学
 1 自然放射線
 2 ICRP勧告
 3 外部被ばく防護
 4 内部被ばく防護
 5 空中濃度測定
 6 水中濃度測定
 7 表面汚染
 8 RIの使用と廃棄

Ⅵ 法令
 1 放射線障害防止法1条(目的)
 2 法3条(使用の許可),法3条の2(使用の届出),法3条の3(表示付認証機器の使用をする者の届出)など
 3 法4条(販売及び賃貸の業の届出)
 4 法6条(使用の許可の基準),法7条(廃棄の業の許可の基準) 
 5 法9条(許可証)
 6 法10条(使用施設等の変更),法11条(廃棄施設等の変更)
 7 法12条(許可証の再交付)
 8 法13条(使用施設等の基準適合義務),法14条(使用施設等の基準適合命令)
 9 法15条(使用の基準)
 10 法16条(保管の基準)
 11 法17条(運搬の基準),法18条(運搬に関する確認等)
 12 法20条(測定)
 13 法21条(放射線障害予防規程)
 14 法22条(教育訓練)
 15 法23条(健康診断)
 16 法24条(放射線障害を受けた者又は受けたおそれのある者に対する措置)
 17 法25条(記帳義務)
 18 法26条の2(合併等)
 19 法27条(使用の廃止等の届出)
 20 法28条(使用の取消し,使用の廃止等に伴う措置)
 21 法30条(所持の制限)
 22 法32条(事故届)
 23 法33条(危険時の措置)
 24 法34条(放射線取扱主任者)
 25 法36条の2(定期講習)
 26 法42条(報告徴収)
 27 則1条(用語の定義)
 28 則-別表(標識)
全文表示する

関連する
オススメ書籍