循環器リハビリテーションの理論と技術

改訂第2版

循環器リハビリテーションの理論と技術

■編集 増田 卓
松永 篤彦

定価 6,380円(税込) (本体5,800円+税)

近刊のため予約販売となります。


循環器疾患およびそのリハについて,解剖生理や病態から評価・治療までを詳説する改訂第2版

循環器疾患患者の多くは多疾患有病者であり,原疾患を含む多くの臨床所見から運動療法におけるリスクの層別化を図る必要がある。また,運動中の呼吸ならびに循環応答を適切に捉えることが運動処方の組み立てを大きく左右することから,これらの応答をより客観的に捉える高い評価技術が求められている。さらに,二次予防(再発予防)に向けて,退院後の疾患管理ならびに日常生活活動について教育的に働きかける指導能力が必要となるなど,疾患の特性に焦点をあてて,評価技術と治療技術を応用していく能力が求められている。
そこで本書は,循環器疾患に対する理学療法の臨床的意義や運動療法(プロトコール)の列挙にとどまらず,理学療法を組み立てるための理論的背景とその理論に基づいた評価ならびに治療技術を明らかにし,臨床の場で必要な知識が身に付く内容となっている。
改訂第2版では,心エコーやPCIの普及など進歩著しい循環器医療についてアップデートし,禁煙指導や術後ケアについても項目を設けている。

  • B5変型判  400ページ  2色(一部カラー),イラスト150点,写真170点
  • 2020年3月29日刊行予定
  • ISBN978-4-7583-1942-3

目次

Ⅰ.解剖学の知識
 1.心臓の構造と機能  増田 卓
 2.血管の構造と機能  青山直善

Ⅱ.生理学の知識  佐藤清貴

Ⅲ.循環器疾患の病態と治療
 1.虚血性心疾患(狭心症,心筋梗塞)  黒澤利郎
 2.心臓弁膜症  池田泰子
 3.高血圧性心疾患  東條美奈子
 4.心不全  猪又孝元
 5.大血管疾患  野田千春
 6.末梢動脈疾患  青山直善

Ⅳ.リハビリテーションのための患者評価
 1.全身状態の観察とバイタルサインの診方  木村雅彦,忽那俊樹
 2.心電図の診方  増田 卓
 3.心肺運動負荷試験  堀田一樹
 4.身体機能の評価  忽那俊樹
 5.ADL評価  山本周平
 6.QOLの評価  井澤和大,岡 浩一朗
 7.不安と抑うつの評価  岡 浩一朗,柴田 愛,井澤和大
 8.心臓リハビリテーションに関する心エコー所見の理解  前川恵美
 9.心疾患患者に用いられる医療機器  廣瀬 稔
 10.認知機能の評価(特に高齢者に焦点を当てた認知機能評価)  村山憲男

V.リハビリテーション(総論)
 1.運動療法  神谷健太郎
 2.運動中の生体反応のモニタリング  忽那俊樹,木村雅彦
 3.疾患管理のための教育・指導方法
   ①運動指導の理論と実際  野﨑康平
   ②栄養管理指導の理論と実際  近藤閲子
   ③服薬管理指導の理論と実際  近藤留美子
   ④退院後のストレスマネジメント  長谷川恵美子
 4.心臓リハビリテーション施行時の患者管理  岩村貴美
 5.禁煙
   ①人体に及ぼす喫煙の影響  野田千春
   ②心臓リハビリテーションにおける具体的な禁煙指導  河野真理
 6.人工心臓・埋込型除細動器・ペースメーカーを装着した患者に対する心臓リハビリテーション  濱崎伸明
 7.血液透析を受けている患者に対する心臓リハビリテーション  松沢良太
 8.フレイル・サルコペニアを合併した患者に対する心臓リハビリテーション  神谷健太郎
 9.うつ状態や適応障害(あるいは認知機能障害)を合併した患者に対する心臓リハビリテーション  高橋香代子
 10.開胸手術を受けた患者における上肢機能の評価と運動療法  高橋香代子

Ⅵ.理学療法(各論)
 1.虚血性心疾患(心筋梗塞)  笠原酋介
 2.心臓弁膜症(弁置換術後)  木村雅彦,齋藤正和
 3.高血圧性心疾患  齊藤正和
 4.慢性心不全  神谷健太郎,松永篤彦
 5.大血管疾患(大動脈解離・外科的術後)  渡辺 敏
 6.末梢動脈疾患  山端志保,白石裕一

Ⅶ.心肺蘇生法  田畑 稔
全文表示する