産婦人科手術

産婦人科手術 No.25

産婦人科手術 No.25

■編集 日本産婦人科手術学会

定価 7,700円(税込) (本体7,000円+税)
  • B5判  212ページ  オールカラー
  • 2014年5月16日刊行
  • ISBN978-4-7583-1223-3

日本産婦人科手術学会機関誌。特集「婦人科腫瘍・類腫瘍手術の進歩」「産科領域手術の進歩」ほか

日本産婦人科手術学会機関誌。
2013年9月に主題1「婦人科腫瘍・類腫瘍手術の進歩」,主題2「産科領域手術の進歩」,要望演題「性器脱手術,性器奇形・欠損の手術」をテーマとして東京で開催された「第36回日本産婦人科手術学会」の主題1,2,要望演題から選出した論文や企画記事などを掲載。
本号の企画記事テーマ「最近の腸管吻合について」「開腹手術,腹腔鏡手術,ダヴィンチ手術の割合に関する調査」


序文

巻頭言

 第36回日本産婦人科手術学会を平成25年9月28日,29日の2日間,東京・大手町で開催し,全国から約400名のご参加をいただきました。皆様のご協力に感謝致します。 
 主題は2つあり,主題1は「婦人科腫瘍・類腫瘍手術の進歩」で,サブテーマは,1) 進行・再発卵巣がんの手術,2) 機能温存手術,3) 内視鏡手術,ロボット支援手術とし,主題2は「産科領域手術の進歩」で,サブテーマは,1) 妊娠中の腹腔鏡下手術,2) 母児安全のための帝王切開術の工夫,3) 胎児手術としました。サブテーマごとにKeynote Lectureをスペシャリストに担当してもらいました。また,これに加えて要望演題として「性器脱手術」「性器奇形・欠損の手術」も企画し,同じく第1人者にKeynote Lectureを担当してもらいました。
 本学会は産婦人科専門医が一同に会し,産婦人科手術の問題点を議論する場として発展してきました。産婦人科診療において手術手技は治療成績を左右する大きな要因であり,先人達が積み重ねてきた工夫・改良の上に,現在の産婦人科手術体系があるといえます。近年,内視鏡下手術,ロボット支援手術などの新技術の進歩,手術器具・材料の改良,血栓塞栓症などに対する周術期管理の発展にはめざましいものがあります。その技術・器具・知識を使いこなすためには,医師の創意工夫が不可欠で,より治療効果が高くて,安全な手術体系を確立して,後輩に伝えていくことが期待されています。
 学会では動画を見ながら解説を聞き,わからないことを直接質問し,議論していただきました。本学会の機関誌ともいえる「産婦人科手術」に,第36回日本産婦人科手術学会の主要演題の記録が論文となることで,産婦人科手術を発展させ,患者の幸福に寄与することを祈念したい。
2014年3月

第36回日本産婦人科手術学会会長 
筑波大学医学医療系産科婦人科学
吉川裕之
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目次

婦人科腫瘍・類腫瘍手術の進歩
 進行卵巣癌のPDS・IDS  高倉 聡ほか
 再発卵巣癌の手術  佐藤豊実ほか
 子宮頸がんにおける機能温存手術  新倉 仁
 膀胱機能温存を目指した系統的自律神経温存 広汎子宮全摘術および術後管理について  藤堂幸治ほか
 機能温存手術― 良性疾患―  平松祐司
 Advanced Minimally Invasive Surgery(MIS)の現況  安藤正明ほか
 ロボット支援手術の将来〜良性から悪性まで〜  伊東宏絵
 
産科領域手術の進歩
 妊娠中の卵巣腫瘍に対する腹腔鏡下手術  寺井義人ほか
 当院における過去15 年間の妊娠中の腹腔鏡手術について  飴谷由佳ほか
 帝王切開時大出血への新規対抗策― MY suture とMY sandwich ―  松原茂樹
 前置癒着胎盤における周術期出血量低減の工夫と常位胎盤早期剥離における子宮摘出回避のポイント  村山敬彦
 内視鏡下胎児手術  左合治彦
 
性器脱手術,性器奇形・欠損の手術
 性器脱手術のトレンド  古山将康
 日常遭遇する子宮奇形とその対応  西田正人
 腟欠損の手術  竹田 省
 
企画記事
 最近の腸管吻合について  奥澤淳司ほか
 開腹手術,腹腔鏡下手術およびロボット支援下手術の割合に関する全国調査(2012年)  増山 寿ほか
 
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