臨床検査技師 グリーン・ノート 基礎編

2nd edition

臨床検査技師 グリーン・ノート 基礎編

■編集 芝 紀代子

定価 5,170円(税込) (本体4,700円+税)
  • B5判  352ページ  2色(一部カラー),イラスト182点,写真41点
  • 2013年8月2日刊行
  • ISBN978-4-7583-1471-8

国試頻出の項目を重点的に盛り込んだ,臨床検査技師【基礎領域】の穴埋めスタイル問題集,改訂版!!

本問題集は,臨床検査技師国試試験科目のうち,【専門基礎分野】について ”国試出題頻度の高い項目” を重点的に盛り込んだ ”穴埋め式スタイルの問題集” 改訂第2版。
改訂にあたり,平成23年版の新国試出題基準に準拠。また,各章末に近年の国家試験過去問題から厳選した「演習問題」を新設。問題とあわせて解説も掲載し,国家試験対策書籍としてさらに充実した1冊となっている。
本文構成は初版同様,【ファースト・ステージ】は国試突破のために必ず押さえておかなければならない内容を含み,【セカンド・ステージ】はファースト・ステージにトライ後,さらにレベル・アップする内容を含んでいる。ファースト・ステージを一通りクリアするだけでも,基本的な知識のおさらいができるようになっている。
本書単体でも十分に活用できるが,ベースとなっている国試参考書『臨床検査技師 ブルー・ノート 基礎編 2nd edition』を併用することで,さらに力をつけることができる。国家試験対策はもちろん,学内試験対策用にも威力を発揮する1冊。


序文

2nd edition  編集の序

 『臨床検査技師 ブルー・ノート 基礎編』『臨床検査技師 イエロー・ノート 臨床編』の1st edition(初版)は2007年に刊行され,5年余りの間に多くの方に購読していただいたおかげで,2013年1月にそれぞれ2nd edition(第2版)を発行することができた。
 『ブルー/イエロー・ノート』を使って勉強した成果を試すために,穴埋め問題集『臨床検査技師 グリーン・ノート』(以下,『グリーン・ノート』)を基礎編,臨床編の2冊に分冊して2007年に刊行した。『グリーン・ノート』も多いに活用していただいたおかげで,この度2nd editionを発行する運びとなった。
 今回の改訂のポイントは2つある。1つは『ブルー/イエロー・ノート 2nd edition』と同様に,厚生労働省通達の2011年度版(平成23年度版)国家試験出題基準のガイドラインに対応したことである。
 2つ目は,平成20〜24年(第54〜58回,5年分)の国家試験既出問題から重要と思われるものを各執筆者にピックアップしてもらい,それを「演習問題」として正答と解説を載せたことである。
 『ブルー/イエロー・ノート』を使って勉強した成果は,穴埋め式の問題で正答をどの程度出せるかによって判定できる。この練習を繰り返すことで,確実に力がつくはずである。そして,演習問題を解いてみる。演習問題がわからなければ,解説を読むとそこに大いなるヒントがある。地道な努力を続けることが,実力アップにつながる。
 本書『臨床検査技師 グリーン・ノート 基礎編 2nd edition』は『ブルー・ノート』と同じ科目立てで,「解剖学」「生理学」「生化学」「病理学」「微生物学」「血液学」「免疫学」「公衆衛生学」「医学概論」「医療リスクマネジメント」「保健医療福祉総論」「医用工学概論」「情報科学」の全13章で構成されている。本書の編纂には『ブルー・ノート』と同じ執筆者が携わっており,『ブルー・ノート』をベースに組み立てられているので,予習,復習,実力評価を一貫した流れで行うことができ,大変使い勝手のよいシリーズである。
 臨床検査技師国家試験を受験する学生さんには,これらの書籍を十分活用して,合格を勝ち取ってほしいと願っている。また,すでに臨床現場で働いている臨床検査技師にも勧められる。医療の進歩についていくためには,医療従事者は国家資格取得にとどまらず,いろいろな認定試験を取得しながら日々研鑽を積まなければならないが,本書は認定試験の受験でも大いに役立つと自負している。
 刊行にあたり,本書の編集にご協力くださったメジカルビュー社スタッフの方々に深く感謝いたします。

2013年7月
文京学院大学 芝 紀代子
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目次

1 解剖学
 1 細胞と組織
 2 骨格系
 3 筋系
 4 脈管系
 5 呼吸器系
 6 消化器系
 7 内分泌系
 8 泌尿器系
 9 生殖器系
 10 中枢神経系
 11 末梢神経系
 12 感覚器系
 演習問題 解剖学

2 生理学
 1 体液と血液
 2 循環
 3 呼吸
 4 消化と吸収
 5 代謝および栄養
 6 尿の生成と排出
 7 体温とその調節
 8 内分泌
 9 生殖
 10 神経の基礎と末梢神経
 11 中枢神経
 12 感覚
 13 筋

3 生化学
 1 細胞の構造と機能
 2 糖質の化学と性質
 3 糖質の代謝
 4 脂質の化学と性質
 5 脂質の代謝
 6 蛋白質とアミノ酸の化学と性質
 7 蛋白質・アミノ酸の代謝と尿素生成
 8 TCA回路と呼吸鎖
 9 酵素の種類と酵素反応
 10 核酸の化学と性質
 11 核酸の代謝
 12 DNA合成から蛋白質合成
 13 ビタミンの作用と欠乏症
 演習問題 生化学

4 病理学
 1 梗塞
 2 肉芽腫
 3 腫瘍の分類と特徴的な肉眼像
 4 悪性腫瘍と良性腫瘍
 5 腫瘍の進展
 6 炎症
 7 血栓症と塞栓症
 8 感染症
 9 生体内色素と代謝異常
 10 免疫の関与した疾患と免疫不全
 演習問題 病理学

5 微生物学
 1 微生物の種類とその特徴
 2 微生物の形態,構造および性状
 3 細菌の発育と培養
 4 遺伝と変異
 5 滅菌と消毒
 6 化学療法
 7 感染と発症①常在細菌叢,感染経路,食中毒など
 8 感染と発症②感染症の予防と対策
 演習問題 微生物学

6 血液学
 1 赤血球の形態と生化学
 2 赤血球系の疾患
 3 白血球の形態と機能
 4 白血球系の疾患
 5 血小板の形態と機能
 6 血小板に異常がみられる疾患
 7 ‌血液凝固と線維素溶解
 8 凝固異常による出血性疾患
 演習問題 血液学

7 免疫学
 1 免疫器官・組織・細胞
 2 抗原
 3 抗体
 4 補体系
 5 液性免疫と細胞性免疫
 6 リンパ球クローンとリンパ球レパートリー
 7 主要組織適合遺伝子複合体(MHC)分子
 8 サイトカインと接着分子
 演習問題 免疫学

8 公衆衛生学
 1 予防医学
 2 人口静態統計
 3 人口動態統計
 4 疫学と疫学調査法
 5 スクリーニング検査
 6 地球環境
 7 ‌生活環境
 8 生物環境・感染症予防
 9 物理・化学環境
 10 栄養保健
 11 食品保健(食中毒)
 12 母子保健
 13 学校保健
 14 老人保健
 15 精神保健
 16 産業保健
 17 衛生行政
 18 社会保険
 19 国民医療費
 20 国際保健
 21 関係法規
 演習問題 公衆衛生学

9 医学概論
 1 古代の医術
 2 古代ギリシャの医学
 3 中世以降の医学の発達
 4 医の倫理と死を巡る諸問題

10 医療リスクマネジメント
 1 医療リスクマネジメントの概要
 2 医療リスクとエラー
 3 医療事故防止対策および組織
 4 医療事故防止対策に関する教育
 5 医療事故発生時の対応
 6 臨床検査にかかわるリスクマネジメント

11 保健医療福祉総論
 1 わが国の医療制度
 2 医療提供体制
 3 医療法とその改正
 4 医療保険制度
 5 社会保障費と医療財政

12 医用工学概論
 1 電気回路の基礎
 2 電気回路の応用
 3 フィルタ回路
 4 半導体素子の種類と機能
 5 オペアンプの基本
 6 論理演算
 7 医用機器の安全
 8 センサ
 9 生体組織の電気特性
 10 A/D変換とサンプリング定理
 演習問題 医用工学概論

13 情報科学
 1 コンピュータの2進数表現
 2 コンピュータの基本装置
 3 コンピュータの周辺装置
 4 コンピュータ・ネットワークの保護
 5 医療情報システム
 演習問題 情報科学
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