新DS NOW 3

肝癌に対する標準手術

手技習得へのナビゲート

肝癌に対する標準手術

■担当編集委員 新田 浩幸

定価 11,000円(税込) (本体10,000円+税)
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  • A4判  174ページ  オールカラー,イラスト120点,写真65点,Web動画28本/73分
  • 2019年6月21日刊行
  • ISBN978-4-7583-1652-1
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肝癌に対する開腹・腹腔鏡手術のキモはここにある!

肝癌に対する手術のうち,開腹手術,腹腔鏡手術のなかから,若手外科医がまず習得すべき7つの術式を取り上げ,エキスパートが初歩から丁寧に解説した。
術中のキモとなる手技をイラストで解説し,イラストでは理解しづらい場面は術中動画で示している。また,若手外科医が疑問を抱きやすい点は,Q&A形式で具体的に解説した。若手外科医だけでなく,指導医にとっても教え方の参考となる書である。

■シリーズ編集主幹
白石憲男

■シリーズ編集委員
北川裕久/新田浩幸/山口茂樹


序文

 肝切除はこの10 年で大きな進歩を遂げ,部分切除と外側区域切除を腹腔鏡下で行う施設が増えました。また,腹腔鏡による亜区域切除や葉切除などの手術手技も確立されつつあり,今後のさらなる普及が予想されます。しかし,現時点の肝切除における腹腔鏡手術の割合は約20% であり,教育的な面を含めて開腹肝切除の重要性は変わっていません。肝切除が他の消化器手術と決定的に違うことは致死的なリスクを多く有していることにあり,先達が築き上げてきた開腹肝切除の基本を習得することが,安全な腹腔鏡肝切除の発展にもつながります。
 2008 年に発刊された『DS NOW』シリーズも10 年が経過しました。理解しやすいイラストと解説により,多くの若手外科医の教科書として役立ったものと思います。しかし,学会,講演,手術書を見て聴いて,理解したつもりでやってみるがうまくいかない,そのような経験があると思います。自分もそうでした。その多くが,どのようにすればGlisson 鞘や肝静脈をきれいに露出できるのか,といったきれいな術野にたどり着くまでのアプローチのコツにあると思います。また,そのための準備や,何かあった場合のトラブル・シューティングも重要です。この『新DS NOW』シリーズでは,これらを系統的かつ詳細に解説しており,手術動画も視聴できます。開腹肝切除の動画付き手術書はこれまでに無いものであり,若手外科医にとって大いに参考となるものです。
 この『肝癌に対する標準手術 — 手技習得へのナビゲート』は,開腹手術から学ぶ安全な肝切除の基本,腹腔鏡手術から学ぶ精緻な解剖と新たな手術手技を融合したものとなっており,若手外科医だけではなく,指導者,手術室スタッフにも役立つ手術書と思います。発刊にあたりまして,ご執筆いただいたエキスパートの先生方,メジカルビュー社の方々に心より感謝申し上げます。

2019 年6 月
新田浩幸
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目次

肝臓
 開腹下肝部分切除術   石崎 守彦
 腹腔鏡下肝部分切除術   工藤 雅史 ほか
 開腹下肝外側区域切除術   鳥口  寛 ほか
 腹腔鏡下肝外側区域切除術   金沢 景繁
 開腹下系統的肝亜区域切除術   真木 治文 ほか
 左肝切除術   片桐  聡
 右肝切除術   高原 武志 ほか
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